163 ページ13
.
「お兄ちゃん、」
廉「ん？どした？」
優しい声が耳元で響き、そっと髪を撫でられる
「ありがとっ…」
廉「ん？どした？笑」
ありがとう、お兄ちゃん…
お兄ちゃんが居なかったら、私きっと耐えられなかったよ。
思い出したよ、全部。
紫耀のことも
いじめのことも
紫耀が助けてくれなかったことも
何も言わず私から離れて、アメリカに行っちゃったことも…
耐えられなかったよ、、
お兄ちゃんがいるから、
皆が今まで守ってくれてたから、
今受け止められたよ
心が壊れずにいるよ
「お兄ちゃんはそばにいて欲しい時、いつもいてくれるよね。」
今も…
「お兄ちゃん、これからもずっとそばにいてね？」
紫耀みたいに居なくならないで…
廉「……」
返事はなかったし、お兄ちゃんの表情は見れなかったけど、
ギュッと強く抱き締め返してくれたお兄ちゃん
廉「A、足が治ったらさ、遊園地いかん？」
「遊園地…？お父さんたちも一緒に？」
廉「ううん、2人で
あかん？」
「…ううん、嬉しい」
廉「ん、じゃあはよ足治さなな」
「うん！楽しみにしとくね」
急に約束されたお兄ちゃんとの遊園地
いきなりで驚いたけど、嬉しくて
さっきまでの暗い気持ちがスっと落ち着いた。
・
たくさんの高評価ありがとうございます❁¨̮
次は評価数(お星様)が110個になったら更新させて頂きます。
しばらくお待ちください𓂃𖤥𖥧𖥣⋆*
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←162
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 279人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんど - すみません。毎回楽しみに拝見している者です。次回はお星さまが110個とありますが現在138個です。更新はもう少し先でしょうか……？ (9月22日 22時) (
レス) @page13 id: ff03d86cb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミックス。 | 作成日時：2023年8月7日 15時
