2話 ページ3
休み時間になると、私の前の席が大にぎわい!
おかげで本が集中して読めないじゃない・・。
これ、私の大好きな本なのよ?!恋愛小説で、今主人公ちゃんが好きな男子に告白している大事な場面なの!
なんて、他の人から見たら分からないか。
てゆうか、私に注目してくれる子なんているのかな?だって、友達も少ないし、なんだって前男子に「野々宮、お前いたのか?!」なんて言われた位印象薄い人間なんですよね。私。
相変わらず前の席は、騒がしい。
「ねぇ、鏡音くんって好きな食べ物なぁに?」
1人の女子が鏡音くんに質問する。
「バナナ・・・かな?」
「「「「鏡音くんかわいぃぃ!!」」」」
鏡音くんの周りに集まっている女子一堂が叫びだす。
・・・静かにしろっ!
なんて、口では言えないのです・・。
「趣味とかあるのぉ?」
外観からぶりっこ観が出ている女子が鏡音くんに言う。
「趣味かぁ…歌唄う事とか、聴くことだな」
そう言ってニコッと微笑む鏡音くん。
「ねぇねぇ、Aは、鏡音くんになんか話さないの?」
そう言って私に近付いてきたのは数少ない私の友達、愛瑠だった。
「あのね、愛瑠、友達ならわかるよね?」
「ん?」
「私そんな勇気ない子なの。野々宮って誰って奴も私、声小さかったでしょ?ね?」
「そういえばそうねぇ・・聞こえなかったし★」
いやいや、愛瑠さん?ウインクして言われても私なんて返せばいいの?
「じゃあ、勇気があれば質問してたの?」
「えっ?」
「勇気があればぁ、何でも出来る!」
「・・・・」
なんか、どっかで聞いた事ある台詞が聞こえたのだが、無視しよう。
そんな時
「なぁ、もしかしてさ野々宮もさ、鏡音に質問してぇの?」
「えっ」
こいつ、どんだけ地獄耳なんだよ。
鏡音くんに質問さていた男子が私達の話をきいていたみたいだ。
「嘘でしょー?」
さっき趣味を聞いてたぶりっこちゃんが私の方を振り返る。
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どこで、きっていいのか分からないのでここらへんできりまぁす!
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鏡音レン@ゆりにゃん(プロフ) - レン猫★さん» よかったー!(,,・ω・,,) (2015年2月25日 20時) (レス) id: 593a3d64a9 (このIDを非表示/違反報告)
レン猫★ - できた!ヨカッタヨー(●´ω`●) (2015年2月24日 22時) (レス) id: 7db18da323 (このIDを非表示/違反報告)
レン猫★ - パスが違うってでるよー(x_x)ウワーン かきたいのに書けないぃぃ(T.T) (2015年2月24日 21時) (レス) id: 7db18da323 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆりにゃん x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kakuumusou1/
作成日時:2015年2月24日 17時