6人目のKnights No.2

【味方】 ページ42

次の日からまた仲間が誰なのか聞きまわった。

Trick Starはスバルと北斗
Ra*bitsはにーちゃん以外
流星隊は忍くんと鉄くん
紅月は神崎くん
ヴァルキュリーはみかくん
Fineは桃李くん
が味方じゃない…

中立は千秋、薫、弓弦、にーちゃん


やっぱり一年生がほとんどか…


「あれ？桃李は味方じゃないの？
　てっきり僕がいるから味方かと
　思ってたんだけどね」

背後！？

『ぇ…あ、おはよう英智
　背後やめて！？』


いきなり背後は駄目だって…


「ごめんね、そんな
　驚くと思ってなかった♪
　響の気持ちがわかる気がするよ」

『あれはだめ心臓止まるよ…
　
　って、そうなんだよね
　桃李くんが味方じゃないってびっくりかな』

「説得しておこうか？
　桃李は物分りのいい子だからね」

『ううん、大丈夫。
　自分でやるよ、ありがとう英智』

「そういえば、Knightsは
　卒業LIVEやるのかい？」

『あー、もうそんな時期…か。
　どうなんだろうね』


はやいなー、もう卒業思えば、もう秋。
私が帰ってきた頃はまだ少し肌寒い春だった。

夏はKnightsと遊んでレッスンして…
うん、一番充実してた。


『でも、期限まだまだだよね？』

「うん、まだ秋だからね
　まぁ、ゆっくり決めてね」

『そのつもりー』


じゃあね、と英智は自席へ向かった。


「おはよう、A」

『宗！おはよう！』

「…影片が申し訳ない
　あの出来損ないが。」

『なんでみんな謝るのさ！
　いいんだよ。大丈夫』


みんなが気負う必要何てないのに。
これは、多分私の問題。
みんなを巻き込まないようにしないと

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