part74 ページ36
.
目が覚めて見たのは
白い天井、なんだかよく分からない機械
そして私の手を握ってうたた寝している悠一だった
ずっと…ずっと…会いたかった人がいた
寝ていたのが長く感じて
貴「ゆ…う…い…ち………?」
声が掠れる
ピクっと悠一が動く
目が合う
その途端抱きしめられた
強いけど強くない
私の存在を確かめるように
迅「A……目が覚めて良かった……」
貴「ちゃんと…帰ってきたでしょ…?」
迅「死ぬ直前にな」
そこは………ちょっと反省したい
貴「私は相棒だよ?約束も守った
悠一を守れた?
悠一………
生きててくれてありがとう」
1番はそれだった
頼ってきてくれて
悠一も生きてて
大規模侵攻も終わった
迅「A、もう相棒は無しだ
俺はお前に守られない」
貴「…………!?」
.
.
.
.
.
迅「Aが好きだ
ずっと前から
俺と付き合って下さい
相棒じゃなく"恋人"として」
貴「………」
無言で自分の顔に悠一の顔を近づけさせる
当たり前だが答えも決まっている
不思議そうに顔を近づけた迅の唇に自分の唇を重ねる
貴「私も好き、悠一が好き
私は今からずっとずっとずっと悠一の恋人
よろしくお願いします」
嬉しくて自然と頬が緩む
もう一度私達は唇を重ねた
迅「予想外だな」
と言う悠一の声は聞かなかったことにして
.
130人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凜(プロフ) - 朱寧さん» ありがとうございます!迅さんってやっぱりいいですよねー! (2017年12月14日 6時) (レス) id: 43fdff476d (このIDを非表示/違反報告)
朱寧(プロフ) - すごく面白いです!迅さんやっぱりかっこいい!! (2017年12月13日 22時) (レス) id: 3bdfe4c104 (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - 柊那さん» ありがとうございます!テストが終わったのでさっそく更新させて頂きました。これからもよろしくお願いします (2017年11月30日 17時) (レス) id: 43fdff476d (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - とても面白いです!これからも更新頑張ってください(´∀`)楽しみにしています! (2017年11月25日 23時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - ジュリさん» コメント嬉しいです(`・ω・´)直接面白いと言ってもらうの初めてです。更新頑張りますね! (2017年11月8日 19時) (レス) id: 43fdff476d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凜 | 作成日時:2017年4月26日 23時