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気づけばみなとに来ており、大きな船が停まっている。
『でかっ...』
「そう?これだけど」
やばいと思った?とアホ毛を下げながら言う。
こんなことを言われると思ってない、としか言えないのが心理だ。
「じゃ、行くよ」
手を握ったままだが、船に乗り込む。
『ほんとに大丈夫?』
眉を下げ、歩く足を止める。
怖くて足がすくみそうだ。
「うん。怖いやつもいるかもしれないけど、優しい人もいるからさ」
またいつもの笑顔で話す。
逆にこの笑顔は、私にとって怖い。殺気がでているというか。なんというか。
深呼吸をし、また足を進める。
『おじゃましまー・・・す』
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作者名:ちえり | 作成日時:2017年4月12日 18時