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「どうして?」
どうして、と言われても。
こんな人とピクニック、なんてできないし、もし別の人とでもおにぎりが消滅したためピクニックはできない。
『いや、おにぎりなくなったし....』
「なら、俺のやつあげるよ
なんか君、気になっちゃった」
てへ、というように笑顔をみせる。それ私は苦笑いしか返せない。
苦笑いをすると私におにぎりをくれる。
「これ、あぶとが作ったやつ。
あ、あぶとってのは副団長ね」
私は渡されたおにぎりを一口食べ、おいしい と言った。
すると興奮したのか、だよね、ご飯おいしいよね!と目をキラキラさせながら言ってくる。
それからなぜか一緒に食べて、しゃべることが楽しくなってきて、二人の会話が弾む。
途中、なぜか神威が苦い顔をした。
するといきなり
「ねえ、俺と一緒に来ない?」
予想をしていなかった言葉に目を大きく見開く。
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作者名:ちえり | 作成日時:2017年4月12日 18時