相澤先生と一緒に住んでる女の子が雄英高校に入学しました・続【爆豪勝己】 (ページ26)

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森に入ってしばらく経ったけど…まだB組の人にしか会ってない…

A組のみんなは無事なの…？

『…っ…黒煙と木であまり見えない…』

死柄木弔…

どこ、どこにいるの

というよりも、この黒煙…毒とかじゃないよね？

だとしたら、今は死柄木弔を探すより皆を助けるのが先決…

『…？あの人影は…』

少し先に、青い炎が森で燃え盛っており、その中心には2つの影

悠長に立ってるってことは…敵だな

私は静かに近付き、木に隠れた

「あーダメだ荼毘！お前！やられた！弱！ザコかよ！！」

「どっちだ」

「イレイザーヘッドの方だ！」

「もうか…弱えな俺」

「ハァン！？バカ言え！！結論を急ぐなお前は強いさ！この場合はプロは流石に強かったと考えるべきだ！！」

消太さんの方にもいる？影分身的な個性か…？

「もう一回“俺を増やせ”トゥワイス。プロの足止めは必要だ」

「ザコが何度やっても同じだっての！！任せろ！！」

もう1人の方は…言ってくことと逆の事も言っててよく分かんないな

『っ』

目が、合っ…

「出てこいよ。そこにいるのは分かってる」

『……』

男は青い炎を手に出しながら私の方を向いた

私は静かに茂みからでて、奴らの真正面に立った

『…死柄木はどこ』

「残念ながら奴はここにはいない。安心しな、すぐに連れてってやるから」

『……お生憎様、私は素直に着いてくほど物分り良くないの』

「…くっ…はは…あいつの言う通り、面白いな、お前」

ｶﾞｻｯ

『！』

足音が後ろに聞こえた時にはもう遅く、トンっと首に痛みが合った

『っ…』

狭くなる視界が最後に写したのは、"荼毘"と呼ばれた男が2人

薄れゆく意識のなかで、頭の中に声が流れた気がした