相澤先生と一緒に住んでる女の子が雄英高校に入学しました・続【爆豪勝己】 (ページ16)

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お茶子ちゃんの通報により、ショッピングモールは一時的に閉鎖された

区内のヒーローと警察が緊急捜査にあたるも結局死柄木は見つからず……

緑谷君はその日のうちに警察署に連れて行かれて、事情聴取を受けたそうだ

ちなみに私は接触した事は言ってない、面倒だからね

雄英襲撃に保須事件……警察はすでに敵連合に対して特別捜査本部を設置して捜査にあたっているようだ

そんなこんなで夏休みに入って数日…

『ごめん、少し遅れるかも』

《分かりましたわ！お気を付けて！》

私は学校へと向かっていた

電話口ではしゃいでいる百ちゃん可愛いなと思いつつ信号を渡る

今日は学校のプールに女子皆で集まる予定

私はというと家事に夢中になって時間が過ぎてたのに気付かなかった

学校の更衣室につき、スク水に着替えてプールへ到着すると、そこには女子だけじゃなくて男子もいた

え、なんで男子まで？

『ごめんね、遅れた』

「全然だよー！」

「こっちこっち！」

男子の前を通り過ぎようとすると

「何でお前もスク水なんだよ！」

上鳴君になぜか文句を言われた

『え…これしか持ってないから…』

「俺の期待を返せ！！」

何言ってんだこいつ

女子達の所へ行き、何して遊ぶの？と聞いてみたらビーチバレー！と元気よく答えが返ってきた

「いっくよー！」

「それ！」

「ケロ！」

「Aちゃん！」

『はいはーい…響香ちゃんっ』

男子はと言うと、真面目に特訓をしているようだった

「たっのしー！」

「喉乾いたー！」

「それでしたら皆さん、私お飲み物を用意したのですが…」

「「「わーい！」」」

さすが百ちゃん用意周到

叫び声が聞こえたと思えば爆豪君も来たようだった

腹筋バキバキだ…私も腹筋割れてるけど

そんな時、飯田君が言い出した

「皆！男子の中で誰が50mを速く泳げるか競争しないか！」

おお…なんか面白そうだ…

ﾌｧｻ

『ん？』

「てめぇこれ持ってろ」

肩になにかかかったなと思い、見てみると薄手の上着。爆豪君のかな？

『なんで私が…』

ベンチにでも置けばいいのに

「うっせぇ！黙って着てろカス！！」

え、着るの！？持つんじゃなくて！？

「！(ﾋﾟｰﾝ)…Aちゃん、着ときな！」

『え、なにお茶子ちゃんまで…』

訳わかんないけど…とりあえず着とこ。日焼けやだし