相澤先生と一緒に住んでる女の子が雄英高校に入学しました・続【爆豪勝己】 (ページ15)

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放課後、皆は強化合宿の話題に花を咲かせていた

「まぁ何はともあれ、全員で行けて良かったね」

「一週間の強化合宿か！」

「結構な大荷物になるね」

「暗視ゴーグル…」

『峰田君、それ何に使う気？』

「水着とか持ってねーや、色々買わねぇとなあ」

「あ、じゃあさ！明日休みだしテスト明けだし……ってことで、A組皆で買い物行こうよ！」

「おお良い！何気にそういうの初じゃね！？」

『皆で買い物…』

どうやら爆豪君と轟君は行かないようだけど、楽しみだ

「ってな感じでやってきました！県内最多店舗数を誇るナウでヤングな最先端！

木椰区ショッピングモール！」

『初めて来た…』

「¨個性¨の差による多数な形態を数でカバーするだけじゃないんだよね、ティーンからシニアまで幅広い世代にフィットするデザインが集まっているからこの集客力…」

「幼児が怖がるぞ、よせ」

『緑谷君安定だね』

周囲の人達は私達をみて体育祭がどうとか叫んでる。まだ覚えてる人いたんだ…

「とりあえずウチ、大きめのキャリーバッグ買わなきゃ」

「あら、では一緒に回りましょうか」

「俺アウトドア系の靴ねえから買いてえんだけど」

「あー！私も私もー！」

「ピッキング用品と小型ドリルってどこ売ってんだ？」

『峰田君それ何に使う気？』

「靴は履き慣れたものとしおりに書いて……あ、いや……しかし成る程用途に合ったものを選ぶべきなのか……！？」

「目的バラけてっし時間決めて自由行動すっか！」

皆はそれに賛成し、一斉にバラバラになった

「う……麗日さんと疾風さんはどうする？僕はウェイトリストちょっと重めの欲しいんだけど……」

「私は……虫除け……

────む……虫除けーー！！」

『お茶子ちゃん！？』

「僕…虫？」

『いや多分違うと思うから落ち着こうか』

「…あ…は、疾風さんは…？」

『私は日焼け止め買いたいからあっちの方行ってくる。また後でね』

『……よし、とりあえず必要なものは全部買えたかな…』

今は14時半過ぎだし、もう戻ろうかな

「また会ったね、A」

『っ』

肩に4本指が触れ、その声が耳に届いた

『……なんでこんな所にいるの』

死柄木弔だ

「やだな、偶然だよ……それより、答えは出た？」

『もちろん。私は敵連合になんか入らない』

「…………そう、残念だ…なら、無理矢理連れてくまでだ」

『！』

ｳｰ

「…ﾁｯ」

パトカーのサイレンが聞こえた途端、死柄木弔は姿を消した