74 ページ24
「その前に大変心苦しいが、補習連中は……これから俺と補習授業だ」
「ウソだろ！！！」
おやまあ…お気の毒に…
「すまんな、日中の訓練が思ったより疎かになってたのでこっちを削る」
「うわああ堪忍してくれえ試させてくれえ！」
5人はズルズルと消太さんに連行された
「はい、と言うわけで脅かす側先攻はB組、A組は二人一組で3分置きに出発
ルートの真ん中に名前を書いたお札があるからそれを持って帰ること！」
「闇の狂宴……」
常闇君それ好きね
「脅かす側は直接接触禁止で¨個性¨を使った脅かしネタを披露してくるよ
創意工夫でより多くの人数を失禁させたクラスが勝者だ！」
失禁させなきゃだめなのか
「やめて下さい、汚い……」
「なるほど！競争させる事でアイデアを推敲させその結果個性に更なる幅が生まれると言うワケか、流石雄英！！」
さすが飯田君、ポジティブな思考をお持ちで…
A組は私含めて21人で、5人が補習…丁度偶数だな
早速くじを引く、8番だった
「Aちゃん8かぁ！ウチ5で梅雨ちゃんとやった！」
「ケロケロ、楽しみましょうねお茶子ちゃん」
なにそのペア羨ましい
私の相手は、と…
『緑谷君、よかった君で』
「よ、よろしくね？疾風さん」
どさくさに紛れて抱きついてこないかな((
『後10分もすれば私達の番だね』
「疾風さんは怖くないの？」
『うーん…別に平気かなぁ？』
ホラー特集とか好きだし
順番が回ってくるまでもう少し
そんな待ち時間に悲劇は起こった
「何この焦げ臭いの……」
「黒煙……」
なに？誰かの個性？
「───ッ！？」
「ピクシーボブ！？」
マンダレイと鈍い音に驚き、後ろを振り向くと…
「え……」
『……！』
「何で……！万全を期したハズじゃあ……！何で……
何で
どこからか情報が漏れたんだ…
敵は何人だ？絶対にこいつら以外にもいるはず…
「ピクシーボブ！」
「やばい…！」
A組とB組はまだ森の中に…！
『勘弁してよ……』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 119人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やきなす | 作成日時：2020年10月4日 17時
