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「はいっ！初日だからここらへんにしときましょ！お疲れ様！」
『お……お疲れ様、でした……』
結構スパルタだった…
「ウェンディちゃんの部屋は2階に上がってすぐの廊下の突き当り右にある部屋ね、すぐ分かると思うわ！じゃあ今日はゆっくり寝てね、お休み！」
『は、はい…ありがとうございます…おやすみなさい』
ついた部屋はシャワー付きの普通の部屋
私はさっそく汗を流し、着替えてからベッドに倒れ込んだ
『つ、かれた〜…』
あ、そうだ。緑谷君にLINEしよ
疾風お疲れ様〜!そっちはどう?
緑谷なかなか個性的な人だよ…
おお…緑谷君もなんか大変そうだな…
疾風お互い1週間頑張ろう!
緑谷うん!
さて、寝よう…明日も頑張ろう…
職場体験開始から3日後…
「…よし！体術はこれくらいかな！飲み込み早くていいわね〜！」
『あ、ありがとうございます…』
次の日、私はトルネードさんから体術を教わった
「夕方からはまたパトロールに出るから、お昼食べちゃって！」
『はい』
私は用意されたお弁当を食べ始めた
消太さん…ちゃんと食べれてるかな…
「…だーれのこと考えてるの？」
『へっ』
「ズバリ、オトコね」
そんなに分かりやすかったかな…
『……ちょっと世話の焼ける人のことを考えてただけです…』
「やだーいいわね〜！好きなの？」
『いえいえ、そんな恋愛感情なんてものはあの人には……』
……あれ？
「…どうしたの？ウェンディちゃん」
『な、なんでもないです…』
今、なんで…
爆豪君のこと思い出したんだろ…
『今日も平和そうでなによりですね』
「そうねぇ…………いや、そういう訳でもないみたい…」
『え…(ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫﾝ‼
建物が倒壊する音
黒煙
人々の騒めく声
あの、化け物は…
『脳、無…』
「ウェンディちゃん！避難誘導をして、一般人を安全なところに！」
『！、は、はい！』
なんで、なんで脳無が
私は指示通り、避難誘導をしつつ、時折ヒーロー達に加勢した
『…あれって…』
ふと上を見上げると
給水タンクの上に人影が…
『あれは……』
ﾋﾟｺﾝ
『！、…緑谷君？』
位置情報だけを記した一斉送信のメール…
なにかあったのか…？
「やあ」
『！』
「また会ったね、ヒーロー」
この声、この殺気…
『死柄木、弔…』
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作者名：やきなす | 作成日時：2020年10月2日 17時
