それぞれの道5 ページ18
北斗side
『そんなの、、みんなだって、、』
溢れ出した涙は止まらなくて、気付いたら全員が泣いている。
『北斗がさ、、倒れるんじゃないかってくらい頑張ってたから、俺達も触発されたんだぜ?』
慎太郎が、わざとおちゃらけて言う。
だけど俺は知っている。誰よりも繊細で、努力家なこいつのことを。
A、やったよ!
ミリオン達成したんだよ、俺達。
心の中で叫んだ。
チーフ『みんな、本当におめでとう!!良くやった!』
『『ありがとうございます!!』』
マネージャーさん達から再び鳴り響く拍手と歓声に、みんなで何度も頭を下げた。
俺達だけでは、決してなし得なかったミリオン達成。
マネージャーさん達を初め、この曲を作ってくれた方々、振付師の皆さん、沢山のスタッフさん達に支えられて、俺達はあるのだ。
そして、ようやく涙も落ち着いて、喜びの笑顔が止まらない俺達に、更なる朗報がもたらされた。
『え〜、それで、もう一つ報告があるんだけど』
ジェシー『まだあんの?!な、何すか?』
高地『やばい、ちょっと怖くなってきた(笑)』
『これに関しては、まだ極秘事項なんだけど、、。
SixTONES、世界デビューします』
『・・・・はい?』
いや、あまりに現実離れしたその発言に、それ以外の言葉が出なくて。
多分それは、他の5人も同じのようで。
みんな口をポカンと開けたまま、固まってしまった。
1045人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:恋柱 | 作成日時:2021年6月17日 18時