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宏光side

裕太が熱を出したって聞いて、
すぐにでも病院に連れて来てほしかった。

心臓に病気があると、
自動的に体の免疫力も低下する。

特に裕太とかの、生まれながらだと、
余計に少し体調を崩しただけで心配してしまう。

でも、裕太にとって辛い思い出しかない病院に、
無理やり連れて来ても逆効果になるだけ。

だったら出来る限り家に居させてやりたい。

だから、今日も仕事が終わって急いで家に向かう。


早めに帰れたけど、もう6時。
熱上がってなかったらいいけど…

ガチャ

「「おかえりー!」」

元気な声が聞こえて、少しホッとした。

リビングに行くと、裕太がソファに寝ていて
ソファの下には太輔が座っている。

宏「太輔、ただいま。」

太「おかえり。」

宏「裕太の熱気づいて知らせてくれたんだろ?
サンキューな!」

太「うん」

宏「渉ー」

渉「あ、おかえり!」

宏「ただいま、裕太の事なんだけど…」

渉「熱は平熱まで戻ったよ。
けど、お昼は何にも食べてくれなかった。」

宏「そっか。熱下がったならよかった!
ありがと。今から少し診察してみるわ。」

俺は診察セットを出して、裕太を起こす。

裕「ん?みつにぃ…」

宏「ただいま。ちょっと診察するから。」

聴診器を取り出して、裕太の胸にあてる。

宏「息止めないで、深呼吸して。」

素直に深呼吸してくれた。

裕「もういぃー」

宏「もうちょっと」

裕「んんっ」

宏「はい、いいよ!
今苦しいとかある?」

裕「フリフリ」

宏「晩ご飯はちゃっとでも食べような?」

裕「おこってる?」

宏「怒ってたけど、
自分でダメなことだって思っただろ?」

裕「うん」

宏「なら、いいじゃん?
けど、夜の薬は一つ増えるからな。」

裕「コクン」

裕太が頷いたのを確認して、
ダイニングに向かった。

その後裕太は太輔にお礼を言って、
太輔は安心したような顔をしていた。


苦しい時は苦しいってちゃんと言えよ。
守ってやるからな

end

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- 更新、楽しみにしてます! (2020年1月25日 23時) (レス) id: 4dd29c1c3e (このIDを非表示/違反報告)
J love(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます!!頑張りますね(*^_^*) (2017年9月14日 16時) (レス) id: f82ad9cb8f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - J loveさん» さっそく更新ありがとうございます!たのしみにしております! (2017年9月13日 17時) (レス) id: d52e2b1aab (このIDを非表示/違反報告)
J love(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます!!良いですね!次のお話で書いてみます! (2017年9月6日 20時) (レス) id: 6ac3eb79e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - 更新楽しみにしています(*^o^*)2人揃っての体調不良なんていかがでしょうか? (2017年9月5日 22時) (レス) id: d52e2b1aab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:J love | 作成日時:2017年8月13日 13時

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