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宏光side
いつもの軽い検査をして、いよいよ心電図。
先生「じゃあ始めようか。」
裕太の顔が不安の色に変わる。
看護師「上の服脱いでくれる？」
裕太は俯いたまま、顔を上げない。
宏「裕太〜」
裕「フリフリ」
返事はせずに、小さく首を振るだけ。
宏「始めるってよ？頑張ろ？」
裕「フリフリ」
首を振りながら、遂には泣いてしまった。
先生「一回落ち着こっか。椅子座りな。」
裕太はベッドに座った。
目からは涙が溢れている。
裕「ごめんなさぃ」
先生「謝らなくてもいいよ？」
宏「しなきゃいけないのはわかるよな？」
裕「…わかる」
宏「よし！多分さ、太輔も怖くても裕太にも頑張って欲しい！って思って検査受けたと思うよ？
裕太も注射の時、太輔にも頑張って欲しいと思ったでしょ？それと同じじゃない？」
裕「…ぅん」
先生「どうかなぁ？頑張れそう？」
裕「……頑張る。」
結構間空いたけどねww
裕太は自分から上の服を脱いだ。
看護師さんに機械を付けてもらって、
ランニングマシーンの上に立った。
先生「じゃあ動くから、ゆっくり走ってみてね。
オッケーって言うまで走るのをやめないようにね。」
裕「うん」
スタートして、ゆっくり走り出した。
少しすると、息が荒くなり始めた。
裕「はぁ…はぁ…みつにぃ」
宏「もうちょっとだよ！頑張れ！」
その後も続いて、
発作が起こりそうな寸前で止められた。
フラフラな裕太を支えてベッドに寝かせる。
先生が直ぐに酸素マスクをして下さった。
裕太はそのまま意識を無くすように、
眠ってしまった。
裕太も病室に戻して、ふと2人を見る。
酸素マスクを付けて、
並んで寝ているのを見ると、胸が痛くなる。
なんでこの2人なんだろうって…。
今のままで幸せかなぁ…。
なんて考えても病気は良くならない。
わかってはいても、思っちゃう。
医師のくせに、2人じゃなかったら良かったのに…
なんて思ったりもする。
もっといい方法はないのかなぁ…。
続く (更新停止中)
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僕 - 更新、楽しみにしてます！ (2020年1月25日 23時) (
レス) id: 4dd29c1c3e (このIDを非表示/違反報告)
J love(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます！！頑張りますね(*^_^*) (2017年9月14日 16時) (レス) id: f82ad9cb8f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - J loveさん» さっそく更新ありがとうございます！たのしみにしております！ (2017年9月13日 17時) (レス) id: d52e2b1aab (このIDを非表示/違反報告)
J love(プロフ) - ゆーちゃんさん» ありがとうございます！！良いですね！次のお話で書いてみます！ (2017年9月6日 20時) (レス) id: 6ac3eb79e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん - 更新楽しみにしています(*^o^*)2人揃っての体調不良なんていかがでしょうか？ (2017年9月5日 22時) (レス) id: d52e2b1aab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：J love | 作成日時：2017年8月13日 13時
