★絶対言わないよー！って言う奴ほど信用はない。Byしゅーや ページ38
………僕sideって久しぶりだな………
まあいいか。
風呂に浸かった時に染みる傷。主に腕と足に集中している。
………血がたくさん出たわけでもない。これくらいは大丈夫か。
あまり長く入りすぎると気持ち悪くなる。そろそろ出ようかな。
『………はあ。』
銀時が持ってきた着替えをき、居間へ向かう。
『銀時、』
ソファーに寝転がりジャンプを読む銀時。僕が向かいに座ると、一瞬こちらへ目を向ける。
銀時「………何があった。」
静かに、低い声で尋ねる。目はこちらを向いていないのに、その場から動けなくなりそうな威圧感。
『………僕が油断していただけだ。』
銀時「ヅラ絡みか？」
『………』
銀時から目をそらす。
別に、僕は桂さんのせいだとは思わない。決して彼は関係ないし、僕の実力不足だからだ。
銀時「どこで、誰に何をされた。」
ジャンプを閉じて起き上がり、僕を見る赤い目。
………昔からこの目は苦手なんだよなぁ。
『………路地裏の見回りで、攘夷浪士に切られた。』
銀時が息をのむ。
僕は自分の足元を見ながら、早口で言い切った。
『………まあ桂さんの所の奴だろう。でも今回は僕の不注意だし、桂さんには言わないでほしい。』
そして立ち上がり、一言"寝てくる"と言い部屋を出る。
………しかし、言わないでほしいとは言ったものの本当に言わないだろうか。
少し不安だが、まあ僕は銀時じゃないし知るよしもない。
布団も出さずに床に寝転び、すぐに意識はなくなった。
銀時「………はあ。」
＿銀時がため息をついたのも知らずに。
★夢に出てくる人は自分の知っている人だけらしいが絶対嘘だろそれ→←☆お風呂の時間は一番好きな時間です。Byゆり
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ゆり&しゅーや(プロフ) - ペプシさん» コメントありがとうございます。低更新ですが、これからも頑張ります。応援お願いします。 (2015年11月8日 18時) (
レス) id: 5427726912 (このIDを非表示/違反報告)
ペプシ - この作品面白くて続きが気になります！更新頑張って下さい�� (2015年11月3日 23時) (携帯から) (レス) id: aecd222c13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆり&しゅーや | 作成日時：2015年5月11日 17時
