【イナGO】気まぐれ少女の男装生活【霧野蘭丸】 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:2,002 hit

風邪？ページ6

「そういえばお前、部活はどーすんの？」

なんなんだいきなり
けど部活か．．．
アメリカでは部活なんて入ってなかったし
日本でも部活の体験はなし

「ちなみに霧野はどこに入ってるんだ？」
「あ、俺はサッカー部だ。サッカーいいぞ、入ってみるか？」

ふーむ．．．サッカーねぇ
「今日の放課後に見学してみるよ」
といっても、入る気はさらさらないが

なんでかって？

ばれる可能性が大きくなるじゃないか
今の私は、ゲームのこともあるけど、霧野との賭けについても大きく考えている
いったいどんなことを言ってくるかは知らないが、私に取って不利なことだけは確定してる

あ、それと．．．

「ひとつ聞きたいんだけど．．．賭けのためにみんなにばらすのはなしだからな」

「もちろんそれはわかってる。最低限の条件だしな、もしばれたのが俺の生だったらお前が賭けに勝ったということにしてもいい」

ふーん、そうか
そこまで言うのならば信用しよう

「ちなみにお前は勝ったら何を私に頼む？」

「...」

ちょ、どうしてそこで黙る
何か変な事聞いたか？いや、別に変な質問じゃないはず．．．

「ま、まだ決めてないさ！」

なぜか私には霧野の顔が赤く見えた
どうした？まさかの風邪？

「お前の顔、真っ赤だぞ。どうした、風邪か．．．？」

そう言っておでこに手を当てた
ん？熱い．．．

「お前まさか熱があるんじゃないだろうな．．．？」

「ちげーよ！ってか何だよ、お前///マジでやめろよな」
心無しか霧野の顔がどんどん真っ赤になってきたような気がする
．．．本当に？
.

.

.

.

.

.

.

.

.

.

.

.

.

.

「ば、馬鹿か//この鈍感娘//」