【twst】今宵、悪役たちと。Ⅱ【mfmf】 (ページ6)

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...ここが、Aサンの精神。

そらるサンのいった通り、暗い。

前も見えない。どこにいるの？Aサン。

そう思っていると、啜り泣く声が聞こえた。

「Aサン？」

「うぁ..ひっ...エペルっ...」

あーあー、そんなに泣いて。

美しい顔がぐちゃぐちゃだよ？

「Aサン、聞くだけでいいから、話してもいいですか？」

首を縦に降られる。

「ありがとう。
...Aサン、もう信じられないかもしれない。分かってますよ。
怖いと、思います。当たり前ですよ。
信じていた人に裏切られて、僕みたいな奴を信じろなんていわれたら、僕じゃ無理ですもん。
僕が、Aサンのそばにいます！だから、一緒にいてほしいです。
Aサンのこと、大好きです。」

伝えたいことは伝えきった。

さあ、あとは反応次第。

「私、やっぱり、マフユのこと、諦めれてないと思ってた。
だけど、今のエペルの言葉聞いてね、思ったの。
こんなに私を愛してくれる人は他にいないと。
だから、こちらこそ、一緒にいさせて。」

嬉しかった。

Aサンが僕と一緒にいたいと言ってくれたから。

「...戻ろう。エペル。」

「はい！」