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「え、先輩たち、なにしてたんですか？」
「ごめんね。盗み聞きしてた」
「どうにも入れなさそうだったし、見つけたのはお姉ちゃんだから」
「そういえば、ナイトレイブンカレッジでは、どのように寮長を決めているのですか？」
「前寮長に指名されたり、現寮長に決闘で勝利したりなど、他にもたくさん方法はありますが」
「我がクロックウォール寮では、前寮長の指名のみになっているわ」
「お姉ちゃんは、入学１ヶ月で寮長になったんだ！
僕は２ヶ月で副寮長になったよ」
「そうなんですね。」
ちょっと飛びます
「お前たち本気か？」
「いいんじゃないですか？私は、やってみるのはいいと思いますが」
「変なルールで、寮生たちをがんじがらめにするのも辞めさせてやる！」
「ふぁ〜あ、よく寝た。マフユ、起きて」
「んん...おはよ！」
「おはよう、今日は決戦日よ。寮服に着替えなきゃ」
「こんにちは。四人とも」
「こんにちは！先輩！」
「気になるから見に来たんだ〜。頑張ってね」
「はい！マフユ先輩！」
「ユウくん、お隣失礼するわ」
「はい、どうぞ」
「二人纏めてかかっておいで！」
「「「いいぞー！寮長！」」」
「...」
ここまで言わなくても良くないか？
結果は、目に見えているけど。
「フン、五秒もかからなかったね」
「くっ...確かにルールは守るべきだ。でも
無茶苦茶なルールを押し付けるのはただの横暴だ！」
「ハァ？ルールを破れば罰がある。
そして、この寮ではボクがルールだ！
だから、ボクの決めたことに従えないやつは
首をはねられたって文句は言えないんだよ！」
「そんなの、間違ってる！ルールだからって
なんでもしていいはずがない！リドル、考え直して」
「間違ってるかどうかも全部ボクが決めることだ！」
「げっ...寮長を殴った！？」
「エ、エース...」
「右ストレートが綺麗に顔面に決まったんだゾ！」
「そんなこと言ってる場合じゃない！」
「あー、もういい。
寮長とか、決闘とか、どうでもいいわ。
子供は親のトロフィーじゃねぇし、
子供のデキが親の価値を決めるわけでもないでしょ。
お前がそんなにクソ野郎なのは親のせいでもなんでもねーって、
たった今よ〜くわかったわ！
この学園に来てから、お前の横暴さを注意してくれるダチの一人も作れなかった、てめーのせいだ！」
「何が赤き支配者だ！お前は魔法が強いだけの、ただの赤ちゃんだ！」
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リリー(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年7月5日 20時) (
レス) id: 74e525c1b3 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - このコラボ・・・最高ですね！更新楽しみに待ってます！ (2020年7月5日 18時) (レス) id: d210cdda02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリー | 作成日時：2020年5月20日 7時
