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大貴side
本調子じゃ無いけど昨日までと打って変わって楽になった体。
唯一の敵はこの鼻水。
熱は下がり、お腹も痛くなくなり、声はだいぶ治ったのに、鼻はというと治りかけの鼻水が止まらない。おかげで鼻声だ。
鼻風邪の厄介な所は熱出した後の鼻水が1番厄介だと思う。
京セラドームだけに先輩の曲の青春のあおっぱな〜と歌いたくなるぐらい。
もう熱はないはずなのに、走ると苦しい。垂れてくる鼻水をファンの子に見られないように必死に吸い上げるのも大変だ。
宏「え、これ？」
大「だのむ…おねがい…」
昨日はここで薮くんに支えられながらなんとか着替えただいきんぐの衣装をちゃちゃっと着て、鼻水をかみ、あまり使いたくなかったけど、ちっちゃい頃から愛用してる(定期的に買い替えてるからね！)相手に吸ってもらって出す、吸引器を薮ちゃんに頼む。
宏「いいけど、これ赤ちゃんのじゃん笑」
大「ぞんなごどいいがら！」
宏「あはははー！やばいな！これ！すっきりした？」
大「ありがたいことに。ちょっと洗ってくる、時間あるよね？」
宏「なくも無いけど…早く戻ってきてよ？」
水道で洗って元の場所に置いて滑り込みでセーフ！
涼「具合悪くなったのかと思った」
光「大ちゃん、出る前にこれ飲んで。」
光くんにもらったスポーツドリンクをごくごくと飲んでステージに立つ。
鼻水が垂れてこなければ快適だ！
そんなこんなで何度かティッシュも吸引器に頼りながら本日のコンサートは終了。
宏「どんだけ鼻水生産されてんの笑」
着替え終えて鼻をかんでたら後ろから声かけられた。
確かに俺のゴミ箱はティッシュでいっぱいだ笑
宏「みんな、シャワー浴びたら速攻移動ね！新幹線の時間遅れないように少し早めだから気をつけて」
慧「はーい」
裕「了解ー」
涼「大ちゃん調子は？」
大「おかげさまで」
涼「シャワー浴びたら検温と薬ね」
大「はいはい」
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作者名：そら | 作成日時：2020年5月25日 2時
