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慧side
公演開始まで1時間半を切った頃、大ちゃんたちがきた。
昨日までと様子の違う大ちゃんに胸を撫で下ろす。
涼「大ちゃん本当に元気なの？」
大「まじでご迷惑おかけしました。ありがとうね、伊野ちゃん…覚えてないけど」
慧「なんのこと？」
宏「伊野尾しらをきるなよ〜笑」
裕「なに、大ちゃんに魔法かけたの？」
慧「そう、俺魔法使いだからさ」
光「大ちゃん本当に本当に大丈夫なの？」
大「本当に本当に本当に平気だよ」
涼「あの…伊野尾さんは何をしたの？まさか…」
慧「少し大人なことだよ」
裕「まさか、高熱の人相手に夜遊びを…」
宏「…確かにあれは際どいな笑」
涼「大ちゃん大丈夫だった？何もされてない？何かされたから熱下がったのか…嫌な思いはしてない？」
大「何勘違いしてんのお前ら笑」
侑「今のは伊野ちゃんとこーたが悪いんだからね」
慧「…みんな本当に昨日はごめんなさい」
裕「…寝込み襲ったのか…まじか…」
…謎の勘違いしてる裕翔はこのままでいいか。
でも、大ちゃんが元気になってくれて本当によかった。
光「まじであのままだったら山田と伊野ちゃんしばきあげようって話してたところだったもんね」
涼「早く謝ってくれてよかったよ」
慧「何もされなくてよかった笑」
光「なにもしないなんて一言も言ってないよ、な、山田」
涼「そうだね。早く謝ってくれてありがとうとだけだよ？」
そのあと俺の身に起こった話はまた後日のほうがたぶん面白くなる。
宏「さー！コンサートやってやりますか！」
大「おー！」
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作者名：そら | 作成日時：2020年5月25日 2時
