仲良しJUMP 12

ゆーり ページ20

大貴side


大:「降りて〜。知念めっちゃぐったりじゃん。俺おんぶするよ。乗りな？」

慧:「大ちゃん酔ったことないの？」

大:「あんまりないかなー。強いて言うならお酒ぐらい」

慧:「いいなー。知念前ブランコで酔ってたもんなー。」

大:「あんだけくるくる回ってんのにブランコダメなの？よくわかんねぇーな。あ、お願いだから俺の上で吐くなよ？笑 無理なら仕方ないけどさ…」

慧:「もうそのまま吐いちゃえ笑」

侑:「今は吐かない…でも、なんかしんどい…」
　
慧:「んー熱あるのかなぁ…俺冷たいからよくわかんねぇーな」

大:「若干あったかい気もするよね。伊野ちゃん、エレベーター押して」

慧:「何階だっけ？あぁー思い出した！」

侑:「頭痛い…」

慧:「大ちゃん家保冷剤ある？あれって捨てられなくない？それなのに使い道があまり無いじゃん？」

大:「そうなのよ。めっちゃあるよ。熱出た時用に置いてる。」

慧:「結局そうなるよね。笑」

大:「ただいまー！」

慧:「お邪魔します。」



ちょーぐったりの知念をおぶり帰宅。

とりあえずソファーに横になってもらう。



慧:「大ちゃん体温計どこ？」

大:「えっとねー、そこの棚の右に救急箱があってその上に置いてあると思う。除菌してから使ってねー」

慧:「はいはい。腋窩用だよね？」

大:「ん？普通の体温計だよ？」

慧:「じゃ、知念腕上げてー。」

大:「ベッド寝られるように準備してくる。」

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