仲良しJUMP 12

ゆーり ページ21

慧side

寝室に消えてった大ちゃんは置いといて、知念の脇に挟んだ体温計の数字が徐々に上がっていくのを見てたらピピピと鳴った。



慧:「37.5度…微熱？お熱？ちょっと大ちゃんに保冷剤あるか聞いてくる。ここで一人で横になっていられるよね？」

侑:「ん…」



寝室に行くと何やらバスタオルを広げてる大ちゃん



大:「吐いてしまってもいいようにあるだけのバスタオル敷いておこうと思ってさ。」

慧:「それ大事だね。あと知念37.5度だったんだけど、これってあの子からしたら熱？微熱？」

大:「伊野ちゃんだと高熱だもんな。微熱かな？」

慧:「とりあえず保冷剤もらっていい？」

大:「はいよ。これタオルね。」

慧:「ありがとう。」




リビングに戻ると思わぬ光景が。



慧:「あらららー気持ち悪かった？？？大ちゃーん！ちょっとごめん。俺が目離しちゃったから」

大:「あららららー！今服は洗濯してるし俺の貸すわ。ちょっと落ち着くまでもうここで出しちゃいな。どうせカーペットは捨てるつもりだったし、いいよいいよ。」

慧:「ビチャビチャだねぇ。気持ち悪いねぇ。」

大:「落ち着いたらお風呂行きな？ベッド用意しておくから」

慧:「俺連れていくよ」



知念が頭や体を洗ってる後ろで、汚れちゃった服を手洗いして、お風呂を上がる。



大:「ベッド用意できたから髪乾かしたらおいで」

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