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A side

佐「Aちゃーん。」


講義が終わり、佐藤さんの声に振り返る。
振り返った私に手を振ってくれたから、私も振り返す。
その背後にはひょっこり顔を覗かせるしおんさんがいた。


れいら「あれ、しおんもいんの?」

しおん「れいらいるしと思ってついてきたー!」


飛びつく彼女の頭をよしよしと撫でるその光景は、前と何ら変わりはなかった。


佐「れいらちゃんも一緒にどう?ネックレス直すのは10分もあれば終わると思うし。」

れいら「うん。Aちゃんから話は聞いてる。私も良いの?」

しおん「私も行くよー!」


しおんさんの目には、見てわかるほど"来て“と書いてあった。
私でもわかること、れいらちゃんに伝わらないはずもなく、ごめんね、と言いながら4人で遊ぶことになった。

佐藤さんの家に着くや否や、ネックレスを出して、と手を出される。
アクセサリーケースごと彼女に渡すと、いくつか工具が入ったポーチと、沢山のパーツが分けられているケースを広げ、慣れた手つきでパーツを選び出した。


しおん「なにそれ!」

佐「んー?アクセサリー作り、趣味なんだよね。」


話しながら器用に小さなパーツを弄っている。


佐「モチーフそのものを無くさなくてよかったよ。あと切れたところもパーツの部分だからね、長さもほとんど変わらないと思うよ。」


10分もかからない、と言われたその作業は、佐藤さんの手にかかれば5分とかからなかった。


佐「はい。」


差し出されたネックレスを受け取り、首にかける。
毎日かけていた、当たり前になっていたほんの少しの重みが安心させてくれる。
ホッとして歪んだ視界を隠すように佐藤さんに抱きついた。


佐「あはは〜良かったよかった。」

れいら「ふふっ。良かったね〜Aちゃん。」


嬉しくて思いっきりぎゅーっとしたら、締めすぎキツいと怒られてしまった。

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設定タグ:stxxx , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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唯凛(プロフ) - まきさん» コメントありがとうございます!只今異議申し立て中です…。まだ成長の段階ですが、どこかで進化と言える頑張りを夢主ちゃんが出来たらなぁ、と思ってます!見守ってくださると嬉しいです。リクエストありがとうございます!プリクラ!?今どきのプリ勉強してきます🥰 (2023年2月6日 10時) (レス) id: f00eb422ad (このIDを非表示/違反報告)
まき - 更新お疲れ様です!Twitter凍結大丈夫ですか…?早く溶けるといいですね🥲 夢主の頑張ってる姿を親のような目で見てしまいます…(笑) リクですか…めんばーやお友達とかとプリ撮りに行った…みたいなの見てみたいです…! (2023年2月4日 23時) (レス) @page37 id: e61b279a74 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - milkさん» コメントありがとうございます!そんなこと言っていただけるなんて光栄です‎(՞ ܸ. .ܸ՞)︎♡ 楽しんで頂けるストーリーが作れるよう、また少しでも癒しになれたら幸いです! (2023年1月11日 16時) (レス) id: f00eb422ad (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - れんさん» コメントありがとうございます!!長いのに一気読みありがとうございます。めっちゃくちゃ嬉しいです!!無駄に長くなっていますが、飽きられないよう更新頑張っていきます(^ ^) (2023年1月11日 16時) (レス) id: f00eb422ad (このIDを非表示/違反報告)
milk - とても大好きで読み終わった今でも一気読みしてます...!帰ってきたら毎日読んでます☆! (2023年1月6日 16時) (レス) @page31 id: aba723ccaa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唯凛 | 作成日時:2022年5月8日 16時

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