話したい8【桃】

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な「さとちゃんにべったりなところあれだけど、
明日も仕事だしAちゃんも学校でしょ？そろそろお開きにしよっか。」


…もうバイバイ？
さとみくんの方をみたら、さっきのころちゃんみたいに困ったように笑う。


さ「また今度。学校頑張ってね。」


本当は行きたくないけど、ころちゃんのことだから、頑張らなきゃさとみくんに会わせてもらえない。


ジ「俺も！一緒に遊べるの楽しみにしてるでな！」


ジェルくんがいつの間にか隣に来てた。
今日あんまりジェルくんと一緒にいなかったから、さとみくんの膝の上のまま、ぎゅーって抱きつく。


ジ「Aちゃん春休み入ったらころんの家におるんやんな？適当に遊びにいこ。」

こ「だっる！」

り「俺も行こー！るぅとくん一緒に行こー！」

る「いいですねー。行きましょう。」

こ「来なくていい。」

さ「Aちゃん実家帰るんじゃない？」


ご名答。
こくりと頷く。
長期休みは実家にいることが多い。
とはいえ、今回はまだ何も決めてない。
どこかで実家に帰るけど…。


こ「ま、というわけで僕んち来てもAいないから来なくていいから。」

な「wwwwいるとき教えてよ。押しかける。」

こ「まじやめて。」


そんな話をしながら帰り支度を始める。
私もさとみくんの膝から降りた。


る「れいらさん、送っていくので待っててくださいね？」

れいら「いやいやいや、大丈夫です！！前より遅くないですし！それに方向逆じゃないですか！」

る「でもなーくんたちより僕の方がマシでしょ？」

な「マシってなんだよ！！」

る「わーwww違う違う。緊張しないでしょ、ってこと！」


そんなやりとりを傍ら、外に出れば、必然的に駅の方面で分かれる。
同じ方面はころちゃんと莉犬くんだけ。


ジ「れいらちゃんどの辺なん？」

れいら「西方面ですね。」

ジ「アバウトwwww」

る「さとみくんとなーくんがほぼほぼ同じ方面ですよ。」

さ「じゃー俺が送ってくよ。」

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