第二十四話 団欒 ページ26
kn「着いたで、ここが食堂や」
コネシマさ…先輩に抱えられたまま顔だけ前に向ける。というか、肩に担がれてるから首回さないと前見えないんだよね。
『！いい匂い…』
やべぇ小学生みたいな感想しか出てこなかった。
kn「せやろ？ここの飯は美味いぞー！さ、他の奴らも待っとるから行くで」
コネシマ先輩が食堂の扉をくぐると、こちらに気づいたゾムさんとショッピさんが一目散に駆け寄って来た。奥の方では、オスマン外交官とひとらん近距離部隊第三分隊長が手を振っている。
zm「A！頭大丈夫か！？」
『何かそう言われると別の意味みたいじゃないですか』
コネシマ先輩は笑いながら私を担ぐ手を少し下ろし、今度は前で普通の抱っこをした。
syp「A、このクソ先輩に変なこと言われませんでした？てかそんな人に抱かれとらんと俺のとこ来てええですよ」
ショッピさんが両手を広げておいでポーズをする。
『僕が自分で歩くという選択肢は？』
何で17にもなって抱っこされなきゃならないんだ。いやもうされてるけど。
syp「目腫れてるじゃないっすか…あぁ、やっぱりAは回避しか出来ないって気づいた時点で止めさせればよかった…」
zm「体力的にも足的にも相当キてたはずやのに、ごめんなぁ…でも、お前が楽しそうにしとったから邪魔出来んかってん……」
奥のテーブルで鬱潜入調査員兼外交官補佐官が手招きをしたのを見、コネシマ先輩は私を抱えたままゾムさんとショッピさんと共にそちらへ近づいて行った。
zm「ほんまにシッマに何も言われとらんのか？」
kn「お前ら俺を何だと思っとんねん」
ゾムさんが心配そうに覗き込んでくる。
『大丈夫ですよ。それに…コネシマ先輩とお話し出来てよかったです』
ちゃんと向き合うことが出来たと思うから。
rb「コネさんどういう心変わりや」
幹部の人たちがいるテーブルに着いてぺこりと一礼し、コネシマ先輩に椅子に下ろされた時、真っ先に声をかけてきたのはロボロオペレーターだった。
kn「ん？いやなんつーか」
ちらりと私と目を合わせると、コネシマ先輩は私の頭をわしゃわしゃ撫でた。
kn「似た者同士やねん俺ら」
『境遇が、ですけどね』
kn「何でお前突然ドライやねん」
コネシマ先輩の切り返しが可笑しくてクスクス笑っていると、ゾムさんとショッピさんがむすっとした表情になった。
zm「シッマずるぅ」
その意味はよくわからなかったけど、何人かと一緒に話すのは初めての経験で、とても楽しかった。
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RURU - あああああ好きです(好きすぎて発狂) (2021年1月10日 15時) (
レス) id: 4226f6833e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずの(プロフ) - 今まで読んできた中で総統の目を「ルビーを王水に溶かした」って表現してるの 初めて 好みすぎた (2020年11月23日 22時) (レス) id: d277476c39 (このIDを非表示/違反報告)
ちびごん1 - あ、これ、聖女が夢主ちゃんパティーンですね！！うん！知ってた！！(長年の勘(約五ヶ月))月奈ちゃんが限界オタクなら辛いんだろうな(スマホを持ってない場合)うおおおおお！早く二人が再会して元の世界に戻れることを祈りまああああす！(近所迷惑) (2020年10月28日 2時) (レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 主さんがジャンピングスライディング土下座をするならば私はジャンピングスライディング焼き土下座ダ！！（何競ってんねん（主さんすみません）） (2020年10月27日 21時) (レス) id: 409dd9da63 (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - レイさん» それな！？(ジャンピング&スライディング土下座) (2020年10月27日 20時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうり
| 作成日時：2020年10月18日 10時
