03 ページ5
.
喫茶店のコーヒーだけじゃ、胃が泣くので
場所を変えて、今人気の中華料理店に来た。(独歩先輩おごりあざーっす)
丁度昼時を過ぎて、客の数も落ち着いている。
隣が太宰だということに不満があるが、もう考えないことにした。
とりあえず腹が減って、なんか気持ち悪いわ。
「やっぱ、人気店なだけあっておいひいでふモグモグモグモグ」
『腹減ってるからなんかめっちゃうまいモグモグモグモグ
いや。でもコレにソースかけてぇモグモグモグモグ』
「おい貴様ら! 食べながら話すな!お前もちゃんと噛め!!」
「国木田くん、コレも頼んでいいかい?あ。このかに玉下さーい」
「おい太宰!!まだいいと言って無いだろおお!」
.
.
.
俺達が満足し、万遍の笑みを見せる頃、独歩先輩は万遍の(黒い)笑みを見せた。
「お腹いっぱい....
あ。そういえばAさんも特殊能力使えるんですか?」
ここで爆弾発言。
びっくりして、食べていたラーメンを吹いた。
『ゲホゲホッいや...俺のはたいしたのじゃねーから...』
「もったいぶらずに、キスのひとつでもぶちかましてあげなy((グッフ」
『気ぃにぃすぅるなぁぁああ!!敦くんんん!』
目の前にあった小龍包を太宰の口へ、ダイブさせた。
俺の“特殊能力”なんて本当にクソだからいやだ。
よかった。敦くんがぽかんとしてるところを見ると、俺の能力はバレていない。
汚い!早く拭いとけと独歩先輩に言われ、
俺の胃へ入ることが出来なかったメンマや麺を拾った。もったいねぇ。
『俺のことはどうでもいい...あ。敦くんの能力は?』
とりあえず、俺の話題から離れてもらおう。
「僕ですか...
あんまり好きな能力じゃないんですけど...
獣化...僕、“人虎”なんです...ハハ...」
え。
.
めっちゃかっこいいやん。うらやま。
168人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小泉八雲 - とても面白かったです ひじきおにぎり…笑っちゃいました 頑張ってください!応援してます!! (7月14日 14時) (レス) @page13 id: a3d5b84e3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - そーまさん» 作者の書く文ストキャラは変人ですw笑っていただけてうれしい! (2016年8月16日 21時) (レス) id: 8069c66cf4 (このIDを非表示/違反報告)
そーま - 番外編笑いましたwwwみんなどうやって入ったのww主人公のツッコミに笑いましたwwwwめっちゃ面白いwwwwこれからも頑張ってください! (2016年8月16日 2時) (レス) id: b9a2cf06f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - ハイキューバカっこ!!さん» 今日の昼飯はHIJIKIおにぎりでしたw 読んでいただきありがとうございます(*^ω^*) (2016年6月27日 21時) (レス) id: 8069c66cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - 椿さん» あああ!!!ありがとうございます! 教えてくださってありがとうございます( ̄^ ̄゜) (2016年6月27日 21時) (レス) id: 8069c66cf4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆりあ x他1人 | 作成日時:2016年6月26日 16時