その５５ ページ8
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〜 A side 〜
太輔と過ごす日々は予想以上に充実していて、
とても幸せだった。
このままずっとずっと一緒にいれたら...。
それが出来ない自分を恨んだ。
＞チロチロリーン...♪*ﾟ
美奈からの電話だった。
A｢もしもし？？｣
美奈｢よっ！
元気してるか？？｣
引っ越ししてから２週間が経っていたため、
私たちには話す内容がてんこ盛りだった。
ふと、私の話になった途端、美奈が真剣になる。
美奈｢そう言えば太輔くん、なんて？？
体のことちゃんと伝えたんでしょう？？｣
A｢...。
ごめん。
まだ伝えてないの。｣
美奈｢...そっか。
何となくそういう気はしてたけどね...。
ライブどうするの？？｣
A｢あー...
まだそれも佐藤さんに話してなくて。｣
美奈｢それね、私が聞いてみたの。
そしたら一応私も行くけど、
Aの好きなようにしていいって！
だからさ、行こうよ！
次いつ行けるか分からないんだよ？？｣
A｢分かった。
ライブは行く。
だけどお願いだから、太輔に伝えるのだけは
もう少し待ってくれないかな？？｣
美奈｢うん。
分かった。
じゃあ宮っちにチケット取ってもらっちゃうね！
ちゃんと楽しめよーっ？？( 笑 )｣
A｢うん。
じゃあね。｣
私には他の人とは違うところがあった。
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作者名：＊りんご＊ | 作成日時：2016年5月12日 20時
