その62 ページ16
.
「A、開けていいよ。」
Aはゆっくりと目を開ける。
A「えっ!」
「お誕生日おめでとう。」
そう言ってあの小さな箱を渡す。
A「わあ...
ありがとう!」
「開けてみて...??」
Aが箱を開けると、そこにはネックレスが。
まあ...買った俺からしたら当たり前なんだが( 笑 )
A「わあ...
ネックレスだ...!
私ネックレスあまり持ってなかったから、
ちょうど欲しいと思ってたの!」
キスブサでは彼女の欲しいって言ってた
ネックレスをプレゼントしたけど、
AにはAに似合いそうな
ネックレスをサプライズでプレゼントしたから、
ネックレスを見た時のAのリアクションは
キスブサとは違ってAの本音だったと思う。
「はい。
後ろ向いてー??」
そう言ってAの手の中にあるネックレスの箱から
ネックレスを取り出してAの首元に付ける。
「はい。」
付け終わったあともずっとネックレスを触って
嬉しそうにしているA。
そんな笑顔を見ていると、
プレゼントして良かったなって心から思える。
「俺さ、Aがそうやって喜んでる姿とか笑顔が
俺にとって一番幸せなの。
A、大好きだぞっ /// 」
今思ってもこの最後の台詞は凄く恥ずかしいけど
大切なAの頼みとあらば
そんな恥ずかしさはなんてこと無かった。
「よし!
食べようか!」
さらっとケーキに話を移した。
71人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*りんご* | 作成日時:2016年5月12日 20時