その49 ページ2
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車の中で...
A「そろそろ夜も暗くなってきたね。
明日からまた仕事だし帰らなきゃいけないなぁ...。」
「もう帰っちゃうの??
俺もう少しAといたいんだけどな。」
A「うん。
本当はね、私もまだ帰りたくないし、
ずっと太輔と一緒にいたいって思う。
だって次いつ会えるか分からないんだよ??
だけど明日仕事だし、荷物だって...」
「じゃあ今から家まで一緒に取りに行こうよ。
そしたらもっと一緒に居れるし、
明日だって会えることになる。
俺ん家に泊まっていけばいい。
明日、仕事までAを車で送るから。」
A「でも...
会う度に太輔の家行ってたら迷惑だよ...。」
「俺の家に一緒に住めばいい。」
A「え...
本当に住んでもいいの??」
「当たり前じゃん。
そしたらもっともっと会える。
Aの声で起きて、
Aの笑顔で癒されて、
そんな毎日が俺にあったらどれだけ幸せかなって
いつも思うんだよね。」
A「そう言ってくれて本当に嬉しい。
私太輔のためならなんだってするから。
お弁当毎日作ってもいいし、
寝ないで部屋の掃除してたっていいよ!( 笑 )」
「それはやりすぎだよ( 笑 )
よし!
そうしたら明日仕事帰りに荷物持っておいで!
美奈ちゃん??
その子にも説明しないとでしょ??」
A「ありがとう。
じゃあ今日はこれで。
おやすみなさい。」
そう言って車のドアを開けて出ようとした
Aの腕を掴んで車の中に引き戻し、
俺はキスをした。
「じゃあ明日、待ってるから。」
A「ふふっ...うん( 笑 )」
そう言って今度こそ車を出てドアを閉めた。
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作者名:*りんご* | 作成日時:2016年5月12日 20時