第五話 『冒険者への道のり』 ページ5
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冒険者ギルドで登録することで冒険者になることができる。
冒険者にはG〜Sのランクがあり、依頼をこなすとかステータスを参照してランクを上げれる。
そして冒険者ギルドの近くには、ダンジョンが……
せっかく異世界に来てしまったんだ。
前の世界ではできなかったことをやってみたい。
それに、幼女冒険者……なかなかアリなのではないか?
「冒険者…て、どっちの?」
「?」
「冒険者には、探索部門と戦闘部門があるんだよ。私は探索部門ね」
そんなのがあるのか…
冒険者って、大体戦ってるイメージなんだよな…
「………戦闘部門?」
「…………………………」
長い沈黙が続いた。
「…そっかぁ。」
☆ ★ ☆ ★ ☆
あれから5年が経った。
冒険者になると決め、ずっと魔法を練習してきた。
魔法を使った戦闘方法を考えたり、それを練習したりしているうちに水を撃った時の威力はどんどん上がってきた。
だけど、ずっと前から固有魔法が刻まれているというのに使えたことがない。
マコトさんは冒険者の依頼などで忙しいから、会えるのは一年に2〜3回くらいだった。
固有魔法がずっと使えない私を見たマコトさんは、「何かの拍子に使えるようになることもあるから、急がずに待ってみるのもいい」と言っていた。
「そろそろかぁ……まだ早いんだけどなぁ…」
そろそろ冒険者ギルドに登録してもいいかな……と言うと、マコトさんはそう言った。
まぁね。私まだ9才だからね。
でも…幼女冒険者、アリなのではないか?(2回目)
「んーじゃぁ、私と戦ってみるのはどう?それでふぉーちゃんの実力を測るの。大丈夫だよ。私は探索特化だからあまり戦闘では弱いし、回復ポーションも持ってる。」
…マコトさんが戦闘では弱いといっても、Aランクなんだよなぁ……
まぁーでも、実力を測るだけなら大丈夫かぁ…
「じゃぁ……まぁ…」
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みかん油 - 好きすぎてで一気に読んでしまいました...。応援しています! (1月9日 15時) (レス) id: df1996c224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆姉妹 | 作成日時:2024年1月2日 13時