第十二話 『助け』 ページ12
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う…ん………あれ?
死んでない……?
ゆっくりと目を開ける。
また誰かに助けられたのか?
…まじで、熊の時と同じだな…………
私を襲った蛇を見ると、何回か斬られた後があり死んでいるようだった。
死体には雷が走っている。
そして蛇の死体の横には……
誰かいる。
犬の獣人だ。
ファンタジーだなぁ……
「オマエ…冒険者か?」
「えっあっハイ…うん……」
誰だぽまえ。
「部門は?」
「…戦闘部門……」
どした?
てか、先に名乗ってくれないか。
「……よくそんなので冒険者になれたな。」
え
「オマエはその魔力の尽きない体に頼って、実力を伸ばしていない」
彼はライト。
茶色の髪に犬の耳、暗い紫色の目をしている。
ランクの低い依頼で様々な敵を倒し攻撃の命中率が上がったフォレスは、この時にはもうCランク相当の実力になっていた。
ただ、Sランクの彼から見たらフォレスはまだ全然だった。
いや、まだ自分の実力を伸ばしていない…自分の実力に気づいていないフォレスは、弱く見えたのかもしれない。
(ナレーション)
「オマエの攻撃の威力は高い。ただ、その攻撃を当てる実力が無ければ敵を倒すことはできない。……」
ぽまえ結局何が言いたいんや。
「オマエは何で冒険者になったんだ?」
…………
そうだな……
正直よくわんない
何で冒険者になったんだっけ。
ああそうだ、前の世界ではできないことをやってかったんだ。
でも、前の世界とか通じないだろうからな……
「冒険者になりたかったから?」
「特に理由はないんだな。……冒険者になりたいと思ってから、魔法の練習をしたのか?具体的に何を練習していた?」
五年間ずっと水の玉の威力を上げる練習してたね。
まぁ、これは投稿主が時間の流れミスっただけだ。
流石に4才で冒険者は投稿主もどうかと思ったらしくてね。
五年間修業したんだよ。
理想は「修行しまくって冒険者になりましたー!」て感じだったけど、
実際は修行しまくっても全然弱かったので。
後の展開の為に、ここで強くなりすぎるといけなかったんだよ。
設定ミスっただけだよミスっただけ。
(フォレスの記憶が消される)
何の話してたっけ。
第十三話 『始まりはここから』→←第十一話 『二度目の危機』
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みかん油 - 好きすぎてで一気に読んでしまいました...。応援しています! (1月9日 15時) (レス) id: df1996c224 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆姉妹 | 作成日時:2024年1月2日 13時