11.気絶 ページ13
「す、すごい...」
いとも簡単に吸血鬼を葬り去ったショッピくんに呟いた。
syp「契約した吸血鬼は野良吸血鬼と違って倍強くなるんで当然っすよ。...救急車も来たようですけど」
「そうだ、春と優香のところにいか、な...きゃ＿＿」
あれ、なんで、体が重いんだろ。
なんで私の視界は地面しか写ってないんだろ＿＿。
＿＿＿
？「A！A...！」
誰かが私を呼ぶ声がする。
この声は...私の知っている声だ。
「にい、ちゃん...？」
rbr「良かった...起きた！A大丈夫か？怪我してへんか！？」
「だ、大丈夫だけど、あれ、ショッピくんは？春は？どうなったの？なんで私家に...」
syp「倒れたアンタを俺が運んだんですよ」
今の状況を呑み込めない私に、ノックもせず部屋に入って来た私にショッピくんはそう言った。
rbr「お前人の部屋入る時ノックせえや！」
syp「本人寝てるしロボロさんおるからしなくてええかなって」
2人は知人か何かだろうか。
やけに親しげに会話している。
「兄ちゃんとショッピくんって知り合い？」
rbr「いや、厳密に言うとさっき知り合ったばっかやな。存在は知っとったけど」
syp「せっかくこの子連れて帰って来たったのにいきなりパンチしてきた知り合いとかいらないっす」
rbr「なんやお前家から放っぽり出すぞ！」
syp「飼い猫追い出すとか、ないわー、ロボロさんないわー」
毒を吐くショッピくんに兄ちゃんが青筋を立てている。
兄ちゃんとショッピくんの関係も気になるけど、吸血鬼に襲われた春が心配だ。
rbr「ったくお前はホンマに...。A、ご飯食べよか、腹減ったやろ？」
「あ...うん！今日はなに？」
rbr「今日はハンバーグやで。A好きやろ？」
syp「俺の分あります？」
rbr「あるわけないやろ猫缶食っとけ」
syp「吸血鬼に猫缶食わせるとか正気を疑う」
rbr「お前さっきまで自分のこと猫言うてたやろ！」
syp「猫であり吸血鬼っすよ」
「えぇ...」
これからショッピくんという吸血鬼猫と暮らしていく訳だけど大丈夫かな...。
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推しが尊いｯｯｯ！(プロフ) - このお話読んでサーヴァンプハマりました！御園の沼にずぶずぶですよほんま (7月9日 0時) (
レス) id: b5cad3eeae (このIDを非表示/違反報告)
安眠豆腐 - 初コメ失礼します。好きな漫画の設定があるなんて嬉しすぎます！続編おめでとう御座います！ (2020年4月12日 21時) (レス) id: e0357d705f (このIDを非表示/違反報告)
獣華 - 初コメ失礼します！応援してるので頑張ってください！ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 4e84837f58 (このIDを非表示/違反報告)
月見里 市ゆり - コメント失礼します！一瞬でハマるほど、面白かったです!!これからも応援しています！更新、頑張って下さい！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
akane__aoi(プロフ) - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！！続き、頑張ってください！！！！！ (2020年4月11日 15時) (レス) id: 8e1789b62b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーる | 作成日時：2020年4月5日 18時
