5話.丶丶 ページ27
sha「遂に出てきたな」
「戦いたかったようなので」
sha「じゃあそいつにとってもめっちゃ楽しいバトルにしたるわ！あやしいひかり！」
ブラッキーの時と同様、ロトムは不気味な光をシルヴァディへと飛ばす。
同じように周囲を回るけど、シルヴァディはそれに釣られることもなく立っている。
sha「目はあるはずやけど、仮面のせいで光を見てるかもわからんわ」
「あなたのロトムを倒したくてジッと見つめてますよ！つるぎのまい」
シルヴァディの遠吠えと共に、周囲に剣を象った半透明の物体が回るとゆっくりと消えていく。
火力の底上げをやって、
「ブレイククロー！」
爪を紅く光らせロトムに向け走って行く。
sha「シャドーボールで動きを止めろ！」
シルヴァディの攻撃を止めようとシャドーボールを放ったが、それは当たることなく地面へと当たる。
sha「はぁ？こいつノーマルタイプなん！？」
「知らなくて当然！」
ノーマルタイプのシルヴァディにゴーストタイプの技は効かない。それは逆も然り。
シャオロンさんの動揺がロトムにも伝わったのか、まんまと火力の上がったシルヴァディの技を受け、
ロトムは地面に数回バウンドする。
「もう一度ブレイククロー！」
sha「オーバーヒートで距離を取れ！」
もう一度攻撃しようとするけど、ロトムの放った凄まじい熱気のせいで近付くことすらできず、距離を取られる。
それは凶だと教えてあげよう。
「エアスラッシュ！」
ロトムの出した炎を斬り裂くように放った技は見事当たり、宙にいられなくなったロトムは地面に倒れる。
まだ戦闘不能になっていない、トドメを刺さなきゃ。
シルヴァディに起き上がって宙へ行こうとするロトムを鋭い爪で押さえ付けるよう指示を出す。
sha「逃げ出されへんか...！」
「そのままやっちゃって！」
片足を上げ、爪を紅く光らせブレイククローの体勢に入る。
1番上まであげて、振り下ろされたのと同時に、
sha「相打ち覚悟や！
その体勢のまま全力で10まんボルト！」
シルヴァディの身体が電気を覆う。
その電気は大きく、そして激しく、目が痛くなるほどフィールドが明るくなる。
けど、それはすぐに止んだ。
em「...っ、ロトム、シルヴァディ戦闘不能です！」
ブレイククローを喰らったロトム、全力の10まんボルトを喰らったシルヴァディが倒れ伏したから。
すると、どこからか拍手がした。
kn「ナイスバトル、でももう終われ。飯冷めんで」
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理央 - こんにちは！吸血鬼の頃から楽しく読ませて頂いてました！二つともえぐい位の神作品…(syp sho 寄りの箱)これも名作の予感!?更新頑張って下さい！では最後に〜？ はい、サイドチェストォォォォォ! (2020年5月19日 8時) (
レス) id: 091f5a802b (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - はじめまして！吸血鬼と専属武器を見て新作楽しみに見に来ました！これからも更新頑張ってください！面白い楽しい惹き込まれる話をありがとうございます！ (2020年5月19日 1時) (レス) id: 5fb94517ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆま | 作成日時：2020年5月18日 13時
