・ ページ48
目から涙が溢れ出る。。
感情が無くなるって事は…
もう、、
皆とあの楽しさを味わえない…
唯一の生きている実感が失くなる…
嫌だよ…
まだ皆とあの日の様に楽しい日々を送りたい…
感情が無くなったら…私には何も残らない…
私は何気ない日常を送りたいだけ…
身の回りにある小さい幸せを噛み締めたい…
ただそれだけなのに…
それに私のせいで都市が無くなってしまう…
嫌だ。嫌だよ…何でこう言う事するの？
私、何か間違えたの？？
『やめ、、、、て、、くだ、、さ、い』
男 「？何でですか？」
『わた、、、し、は誰も、、傷つけ、たく、、な、、、い』
男 「大丈夫ですよﾆｺｯここに居れば苦しみ何て無いですから。何も考えずここに居れば良いんです」
男が水晶を私に向ける。すると私の体から魔力がどんどん吸い取られていく…
体に力が入らない…
でも、、このままにすると感情が無くなってしまう…
私は魔力を吸われ無いように体に力を込める。
それでも少しずつ魔力は吸われていく
男 「おや？抵抗ですか？？まぁ良いでしょう
時間の問題です。」
『ｸﾞｯ…ｳｳ』
水晶はどんどん魔力を吸う力が強くなっていく…
何としてもらっだぁ達が来るまで耐えるんだ…
男 「はぁ、貴方は本当にお人好しですね…
また仲間など作って…信じているなんて可愛そうに…」
何で私が思った事が分かるの…？？
男 「全部お見通しです。
それに知っていましたか？？
貴方がトラウマになったあの事件…
あれ、私が計画したんですよ？
貴方が散々拒否していた
我々だ国の幹部達は
私に操られていただけ。
しかし彼等に自覚はありませんけどね。
全部。私が仕組んでいたんですよ？
サキを送り込んだのも。。
貴方が魔女になるように仕向けたのも
全部。
貴方を呪いの魔女にする為の土台だったんですよ
ﾌﾌﾌ。どうですか？
貴方は自分の誤った判断でかつての仲間を遠ざけて、心優しい彼等を傷つけていたんです
絶望したでしょ？
愚かな自分に
貴方の嫌いな人間のようですねﾌﾌﾌ」
嘘だ………私は…何て事を……
皆悪くないのに……勝手に決めつけて……
最低なのは自分じゃないか……
私の心が真っ黒に塗り潰された。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よにん - 面白かったです！主人公…いい人ですね…結局仕組んだの死の国で両方悪くないのに自分を苦しめてる…すごいお人よしだなあ…主人公リアルにいたら友だちになりたいですわｗ (2020年5月2日 16時) (
レス) id: f86886941f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：チロル | 作成日時：2020年1月28日 23時
