ある無能の逆襲2 (ページ43)

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ゾム視点2 ページ43

到着して俺は鳥の背中から降りる。すると
幹部全員が俺に駆け寄ってきた。
鳥は毛繕いをしている。

エミ「ゾムさん！！！！」

コネ「ゾム！！！」

トン「アホたれ！！！」

チ「何してたんすか！」

シャオ「心配したんやぞ！！！」

ショ「ゾムさん！！！」

ひと「ほんまに心臓に悪いわ」

オス「勝手に居なくなりおって！！」

ロボ「ちゃんと説明しろよな！！」

グル「ゾム…無事で良かったｿﾞ…」

『すまんて！」
俺は皆に謝る。すると、

エミ「あれ？ゾムさんそちらの…え！！！」
エミさんがめっちゃ目を見開いて震えている。
てかひとらんもやん！？何で？？

『あ！紹介し忘れてたわ！こいつがアザミの式神や！』
俺が鳥に向かって手を向けるとエミさんが俺の頭を押さえて土下座させる

『エミさん何すんねん！！』
すると、エミさんはﾌﾟﾙﾌﾟﾙと震えながら言う

エミ「ゾムさん。この式神はフェニックスですﾌﾟﾙﾌﾟﾙ世界で一匹しか居ない…」

？？？この鳥が？？？

「(人間聞こえているぞ)」
鳥は朱い羽をバタバタと広げる。

ひと「お、俺、、、フェニックス何て…初めて見た…」

トン「え！フェニックスってあの！！」

俺はエミさんの拘束から逃げる。
『フェニックスってそんなに有名なん？』
するとエミさんが解説をする。

エミ「この…フェニックスは世界で一匹しか居なくてしかも主は一人しか持たない伝説の式神です…まさかアザミさんが主人だとは…」

するとグルッペンが目をキラキラしながらフェニックスに触ろうとする。するとフェニックスはプレッシャーを与える。

「(私に触る出ない人間！！！主人を泣かせた奴等に触る権利は無いぞ！！！！)」

その言葉は全員に聴こえていたみたいで皆静かになる。すると、後ろから一人の男が現れる。

ぺ「あれ？フェニックスやん」

ぺ神だった。

ぺ「何でこんな所にいるん？」
すると、フェニックスはぺ神の元にいく。

「(貴様は主の友達だな…)」

ぺ「おん、そうやで」

「(主から貴様の事をよく聞いている。礼を言うぞぺ神)」

ぺ「おん。」

え？？フェニックスと仲良いやん…うらやま
俺ははっと気付いた。

『それより！アザミを助けないかん！』

すると、ロボロが言う

ロボ「でもアザミどこにいるん？ここからパーティー会場まで遠いし…着いた頃には…」

皆が下を向くとフェニックスが話し始める

「(私は主と一心同体。場所などすぐに分かる)」