ある無能の逆襲2 (ページ4)

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逆襲2 ページ4

そして、私はハヤトを「永眠の原」に連れていき

ハヤトの棺の中にたくさんの花と手紙を入れた
そして、ハヤトの指にお揃いの指輪を着けて…

土に埋めた。

『ありがとうハヤト…おやすみ』

私はハヤトの墓石に背を向けた。

『やっぱり一人は寂しいな…』

何時もなら隣に必ずハヤトがいたのに…
つい隣を見てしまう…

私はハヤトが最後に残してくれた手紙と一緒にある場所に向かった。

少し歩くと…見えてきた

運営国だ。

『おー、、凄いな…』

外から見ると賑やかな町があった。
貧富の差はほとんど無い。
治安も良さそうだ…。

『流石らっだぁだな…』

私は運営国の

運営国の門番に話しかける。

『あの、この国に入りたいのですが…』

兵「身分を証明出来る物は？」

私は我々だ国のパスポートとハヤトとらっだぁの手紙を出した。

兵「！！アザミ様でございましたか！！」

『あ、はい。』

兵「し、失礼しました！今、通します！！」

兵は私のパスポートとハヤトとらっだぁの手紙を見るとそそくさと門を開けてくれた。
ハヤトとがらっだぁとやり取りしていた手紙が運営国に入れるパスポートの役割をしているらしいく運営国に入る。

ハヤトと一緒に来たかったな…

ハヤトも来たかっただろうな…

町の中は賑やかで色々な名産物があったり…
国民の人達は幸せそうに暮らしていた。

私は国の中にある大きな城に向かう。
すると、、、

？？「アザミ！！！」

聞いた事のある声が聞こえる。
少し後ろを向くのが怖い…私は恐る恐る後ろを向いた。
そこには…

『らっだぁ！！！』

そこにはらっだぁがいた。
私はらっだぁに向かって飛び込んでしまった。

ら「うわ！」

らっだぁは私をキャッチする。

『らっだぁ…久し振りだね！』

ら「うん。久し振り」

『あの、、さ…』
久し振りに会えて凄く嬉しい…

でも、、、

ら「アザミ…俺、知ってるよ」

『…え？』
知ってる？？？
『な、何で…』

ら「ぺ神と言う人がね教えてくれたんだ」

『ぺ神が…』

ら「うん。アザミ…辛かったね」
らっだぁは私の背中をポンポンと優しく叩いた
暖かい…ポロポロと涙が流れる。

『わた、しハ、、ヤトを守れなか、、った』
らっだぁと会えた安心感から今まで溜まっていた感情が溢れだす。

『ごめ、んｸﾞｽｯ…』

そこで私の目の前が真っ暗になった。