ある無能の逆襲2 (ページ26)

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グル「すまなかった…」
グルッペンは頭を下げ続ける。

なんだ、つまらない…。
まぁ、ﾐｼﾞﾝｺでも分かるか。
今の国力、軍事力を我々だ国と比べると圧倒的に運営国が有利だ。我々だ国が勝利する確率は全く無いと言ってもいい。
そんな勝利の見えない国に宣戦布告する馬鹿はいないだろう…。

後ろのトントン、コネシマ、シャオロンは何時ものようにｷﾞｬｱｷﾞｬｱ喚くと思ったら静かだ…

本当につまらない。

ら「アザミ…」

『誰が謝れと言いましたか？？この国の総統は耳の聞こえが悪いようで。そうそう、先程ぺ神から聞きましたが貴方…』

殺気が出てしまう。仕方無い私達の…私とハヤトの大切な部下に手を出したんだ。らっだぁは私の殺気に気付いたのか止めようとしてくるが振り払った。
他の幹部達はグルッペン、トントン、オスマン以外後退りしている。

『私とハヤトが大切に育ててきた大切な部下を反逆罪にしたそうですね？？(黒笑)』

グル「…。」

トン「…。」

オス「…。」

『そうですか。私だけでは無くハヤトと部下の存在も消したかったのですか？？』

ら「アザミそれ以上…」

『最低ですねこの国の幹部と言う物は…
人を物のように扱い。そして用が無ければすぐに捨てる…と。本当にこの国が機能している事がとても不思議です。国民はこの事を知らないのでは無いですか？だから軍を止めた奴等が内戦を起こすんですよ』

もう、聞き飽きた。
やはり人間は自分の中にある後悔を消したいのだろう。しかし、それは自己満足だ。
うざい。私をあんだけ苦しめてハヤトを殺しておいて…私達の大切な部下を…

すると、らっだぁに抱き締めらた。

ら「もう、良いよ…アザミ…無理しないで…」
ポタポタとらっだぁの涙が私の頬に当たる。
らっだぁが泣く程に私は無表情だったのだろう…

『ごめんらっだぁ。帰ろうレウさん達が待ってる』

ら「うん」

私はらっだぁを馬に乗せてグルッペン達の方に向いて言ってやった

『さよなら。次会う時は戦争でですかね？
それまでたっぷりと軍力を上げといて下さいね？簡単に倒れてしまっては面白く無いので』

私も馬にまたがりらっだぁと一緒に運営国…
いや、我が国へ帰った。

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ショ「先輩…」
トン「ｼｮｯﾋﾟ君仕方無いねん…俺らが悪い…」
チ「もう、会えないんですかね…」
ロ「分からん…」
コネ「昔の俺を殴りたいわ…」
シャオ「俺もや」
グル「次会うのは戦争…か。」