ある無能の逆襲2 (ページ24)

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ら「あいにく俺はそっち系じゃ無いんで。
アザミ一筋なんでね」

ぺ「俺がアザミより俺を好きにさせてやるよ？そしたらアザミに手を出せないやろ？」

うわーーこいつらどんだけ私の事好きなんだよ…
てか、ぺ神…エグい、、、

あ、

あと、誤解しないで。

私は皆が好きだから…

恋愛感情として見て無いけどね！

らっだぁとぺ神が私を取り合ってる？？と遠くから大きな声が聞こえた。

？？「げ、外道丸ーーーーー！！！！！！
どこに行くんだよーーーー！！！」

ん？？外道丸？？？？？
ﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺと外道丸が私の所に物凄い勢いで来る

え？こわ！

『え、えーー！』

ら「え！なにあれ！！」

ぺ「あれは…ひとらんの所の馬やん」

外道丸は止まる仕草をしない…待ってよこれ危なくね？？？
私は名前を呼んだ。

『ストップ！外道丸！！』

すると外道丸は私の目の前で止まった。。。
外道丸は私に頭を擦り付ける。

外道丸「ブルルル」
外道丸は私に優しく寄り添った。

『ふふ、くすぐったいよ。外道丸』
外道丸は首を私にグリグリとつけるからくすぐったい…あー、久しぶりだなー。
よく元気無い時、外道丸の所に行ったな～

『よしよし外道丸。久し振りだね』

外道丸「ブルルル！」

『そうかー、いいこいいこ(ナデナデ)』

そんなほのぼのしい空気をぶち壊すように
ﾄﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞと人の足音が響く。
しかも一人じゃない。。大人数…

その正体は予想がついた。。

はあ～

『外道丸いっぱい人を連れてきたね。置いて行ってしまった私にへのお仕置きかい？』
私は外道丸を撫でる。

ら「その馬めっちゃアザミに懐いているじゃんいいな～！」

ぺ「アザミ、外道丸と仲良かったんやな」

『まあね。外道丸には元気貰ってたから…』

ら「アニマルセラピーみたいな？」

『まあ、そうかもね…ね？外道丸？』

外道丸「ブルルル！！！」
外道丸をよく見ると手入れをしている最中だった様でボサボサになっていた。

『そんなに私が来て嬉しかったのかい？手入れの途中だったろう？』

外道丸は嬉しそうにその場で跳ねていた。
やっぱり可愛いな～
連れてきた私とらっだぁの馬にも近付いて挨拶をしていた。礼儀正しいな外道丸…らっだぁも見習って欲しいものだ…

ら「聞こえているよ？」

『え、マジか』

そして、、、、
待ちに待っていた最悪の奴等のお出ましだ。