ある無能の逆襲2 (ページ13)

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それからきょーさん、らっだぁ以外の皆が総領室に集合した。
当然らっだぁは私から離すどころか強く抱き付いてくる…
子供かよw
私は諦めそのまんまの状態で話す。

『こんな状態でごめんね。らっだぁが離れてくれなくて…あのね、私、皆を信じるよ。
皆が私の事を考えてくれた事とか色々ありがとう。良ければ…仲間に入れてくれる…かな？』

私は皆を見た。
すると、

コン「良いよ」
レウ「当たり前だろ」
緑「ｳﾝ…」
レウ「こっちこそ信じてくれてありがとう」
ら「これでアザミも俺達の一員だ！」
ば「いやー、良かったわー」
コン「俺達嫌われてるって思ってたもんね」
緑「ｳﾝ」
レウ「良かった…ｸﾞｽﾞｯ」
ら「レウ泣くなよ～」
レウ「だってｸﾞｽﾞｯ」
ば「つられるだろ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
コン「泣き虫だな～ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

皆、涙目になりながら喜んでくれた。

ハヤト

ハヤトの言った通りだったよ。

そうだよ

最初かららっだぁ達を信じてれば良かったんだ…

ありがとう…

これが仲間か…。
ハヤト教えてくれてありがとう。
ハヤトのお陰で私は今、ここに居る。

暖かくて楽しいこの場所に私を連れ出してくれてありがとう…。

ば「お前はアザミから離れろ」
きょーさんは私かららっだぁを離れさせようとしている。らっだぁは私にｷﾞｭｳｯと強く抱き付いているのかなかなか離れない。

ら「フフーンきょーさんまさか羨ましいとか？」

ば「◯すぞ」
きょーさんはらっだぁの頭を殴った。
ゴチンッ

ら「痛！きょーさん酷い！」

ば「お前が悪い」

さっきまで静かだったのにガヤガヤと騒がしくなる。

緑「ﾗﾀﾞｵｸﾝﾍﾝﾀｲ…」
ら「は？ドリミーの方が変態な？」
ば「まぁなドリミーは性癖があるからな～」
緑「ﾔ,ﾔﾒﾃﾖ！ﾍﾝﾅｲﾝｼｮｳﾓﾀﾚﾙｼﾞｬﾝ！！」
レウ「緑くんもヤバイけどきょーさんはそれ以上だからな～」
コン「そうだね～」
ば「お前らアザミの前で言うなよ！」
ら「どーしようかな～」
ば「やっぱりらっだぁ殺すわ」
緑「ｷｮｰｻﾝﾔｯﾁｬｴ！」
レウ「こらこら、止めなさいよ」
レウさんがきょーさんを止めに入る。
すると、コンちゃんが私の方に来た。
コン「ごめんね～アザミ朝からうるさくて」
『大丈夫だよ、楽しいしﾌﾌﾌ』
コン「それなら良かった…何かあったら相談してね？」
『うん、ありがとう』

また、賑やかな日々が始まりそうだよハヤト…