“普通”の家に産まれたかった。

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ここはどこ…?

あぁわたしは死んだんだな…

やっと自由の身……


なんかなぁ,まだあっちにいたかった…

｢A…｣

『!?』

｢よく頑張ったね。今まで。寂しかった…けど,あなたはまだここにきちゃいけないの。｣

『や,やだ…!!わたしも会いたかった…!!帰りたくな…ないっ!!』

｢A…｣

｢あなたには綺麗な光があるの。オレンジ色にピンク色,それに水色,黄色,赤色。一番綺麗に光っているのは紫色ね…｣

｢この６色は,あなたをちゃんと守ってくれるわ…｣


｢ほら、あの虹色の光があるでしょ?｣

そういって光をさした。

｢あそこに向かって走り出すの。ほら早くいきなさい。わたしはいつまでもあなたの味方だからね｣

『い、行ってきます…!!ありがとう!!』


私は虹色の光に向かって走り出した。


撃たれた所なんて痛くない。

それより,あの人たちに会いたいから。


''あなたたちと一緒に未来を造りたい''と,''あなたたちがとてもだいすき''だと

伝えたいから。









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『頑張るよ…だからこれからも見守っててね,わたしもだいすきお母さん』

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