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泣き疲れてぐっすりと眠っていた七五三掛がぱちりと目を開けた。
七「ねえ、しず、」
吉「なあに？」
七「喉乾いてきちゃった」
布団からひょこりと顔を出し、うるうるとした水分量の多い目で見上げる七五三掛に、吉澤はその顔弱いんだよ〜、と頭をかいた。
繋がれた手から伝わる熱が、七五三掛の体温が高いことを示す。
吉「じゃあ、食堂からなんか取ってくるよ」
吉澤がそう言って立ち上がろうとした時。
七「やだ、ここにいるって言ったじゃん」
吉「げ、」
七「行っちゃダメだからね」
キッ、と睨まれた吉澤は、渋々といった表情で無線に手をかけた。
吉「ごめん、医務室に飲み物持ってきて」
中『うい、』
深いため息とともに聞こえた中村の声に少しばかり冷や汗をかきながらありがとうと返事をする。
無線を切る直前に聞こえた舌打ちは、記憶の中から消すことにしておいた。
七「しず、手、あったかいね」
吉「ほんと？、」
七「今日はずっとここにいてね」
吉「仕事できないよ」
七「だめ！」
吉「マジか〜、」
今日はずっと手握ってて、なんていう七五三掛の言葉に顔を赤く染めている時、スポーツドリンクのボトルを手に持った中村が、ノックもなしに入ってきた。
中「やーいやーい、今日しずやくんお仕事できないんだー、のえるくんに怒られるんだー、」
口ではこんな風に言っているが、彼の後ろからひょこっと顔を出した松田の手にゼリーが握られていたのは、中村なりの気遣いなのかもしれない。
吉「海人、元太、ありがと」
中「へんっ、」
松「今かいとゲームしてて途中で無線きて負けちゃったから不機嫌なの、ごめんね」
吉「いや、俺の方こそごめん、かいと、ごめんな？」
中「いいよ、別に。今度アイス買ってくれるならね、」
しかし冷蔵庫にあるものを持って来ればいいものを、わざわざ店に買いに行ったのだからやはり彼は優しい。
七「かいとたちもここにいる？」
中「やーだねっ、2人でイチャイチャしててください〜。。。」
吉「あっ、ありがとうね！」
出て行きざまにみた中村の耳が赤く染まっていたのはこの際不問にしておこう。
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ミルミル - 次回更新楽しみにしています (2021年5月6日 11時) (
レス) id: cb03406a28 (このIDを非表示/違反報告)
kai(プロフ) - ちゃっぴさん» 全然！書いて頂けるだけ嬉しいのでっ♪無理しないで頑張ってくださいっ！！ (2021年4月27日 6時) (レス) id: 6d6ceb074c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぴ(プロフ) - kaiさん» いえいえ！リクエストですね！承りました^^b他にも頂いているリクエストやお話の流れの関係で時間が掛かりますが、それまで楽しんで待って頂けると幸いです(^^♪ (2021年4月26日 21時) (レス) id: 11acd2a104 (このIDを非表示/違反報告)
kai(プロフ) - ちゃっぴさん» 教えていただき、ありがとうございます！！リクエスト大丈夫ですかね、？松倉くんの体調不良がみたいですっ！ (2021年4月26日 19時) (レス) id: 6d6ceb074c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぴ(プロフ) - kaiさん» @chappi_0415です！たまに変態チックなツイートが流れるかもしれません…(苦手な場合リムって頂いて結構です^^)ぷらいべったー限定のお話も書いているので是非覗いて見てください！ (2021年4月23日 22時) (レス) id: 11acd2a104 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぴ | 作成日時：2020年11月10日 9時
