彼氏のママみがヤバすぎて赤ちゃん返りした【夏油傑】

彼氏と離れたくなくて付いてきた田舎は終わってた ページ46

ある日、傑にとある村から依頼が来たらしい…

が！！なんと日帰りではないらしい…これは私としては非常に遺憾な事態である





だってその1日傑とご飯食べたり寝たりお風呂入ったりイチャイチャできないんだよ！？！？
これは重大すぎるよ！！！








なので、結局私も同行することにしました

半ば無理やり駄々こねて先生に許可を得ましたがそれはオフレコで







今は依頼主のところまで傑と道中を歩いているところである









傑｢にしても、Aも付いてくるとは思ってなかったよ…そんなに嫌だったの？｣

『嫌に決まってるよー！傑と丸1日離れ離れなんて！！絶対耐えらんないもん！！』

傑｢そう…ふふっ、そうか〜｣

『？なんで嬉しそうなの？？』

傑｢いいや何でも、でもそうだね…私もAと丸一日離れるってなったら………
あ…想像しただけで心臓が止まる…｣

『想像だけで心臓止めれるとかうちの彼ピすっげぇや』













田舎は日が落ちるのか早いのか、私達がモタモタしていたのかは知らないが

辺りはもう夜、そして依頼主に連れていかれたカビ臭い部屋の中にある牢にボロボロの幼い女の子二人が
入れられている光景を見せられる



恐らく依頼主辺りに殴られたか…酷く怯えている

あまりの惨さと異臭に吐き気がして、咥えていたおしゃぶりも外す








傑｢…これは何ですか？｣

｢何か？この二人が一連の事件の原因でしょう！！｣

『んー違うねぇ…』

｢この2人は頭がおかしい！！不思議な力で村人を度々襲うのです！！｣








なるほど、呪術に関する知識がないのかこの人達…

にしても幼い子供にこの仕打ちはあんまりだ








傑｢…事件の原因は私達がもう取り除きました｣

｢私の孫もこの二人に殺されかけたことがあります！！｣

｢違うそれはあっちが…！｣

｢黙りなさいこの化け物め！あなた達の親もそうだった…｣






『……思想きっしょ。』






傑｢A…｣

｢なんだと…？！｣

『こっち寄んなじじぃ、カビ臭さが移る…この村の方々はこの子達を村から追い出したい…
なら、彼女達は私達が引き取ります』

｢はぁ！？何をいきなり…私たちが頼んだのはこの化け物達を…｣

『確か村の復旧にお金が足りないんでしたよね、私の口座からどうぞお好きな額を請求ください…
私がこの子達を買う、それなら文句ないでしょう』

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