彼氏のママみがヤバすぎて赤ちゃん返りした【夏油傑】

ポテチのコンソメ味の謎の中毒性なんだろね ページ35

傑が持ってきてくれたお菓子を頬張っていると、灰原がやってきた

すぐ側にあった自動販売機のコーラを傑が灰原に奢る、私も喉乾いたなぁ…そう思ってカルピスを買う



そして、いつの間にか灰原の任務の話になっていた








灰｢次の任務、結構遠出なんですよね〜｣

傑｢そうか、お土産頼むよ｣

灰｢了解です！甘いのとしょっぱいのどっちがいいですか？｣

傑｢悟も食べるだろうから、甘いのかな…Aはどっちがいい？｣

『今しょっぱいの食べてるから甘いの！！』

傑｢だそうだから、頼んだよ｣

灰｢はい！｣








灰原にもあげようとコンソメ味のポテチを差し出す、灰原はこういうのを素直に受けとってくれるから
気持ちがいい

人の好意を素直に受け取れる人間は好きだ、この呪術師界では特に貴重な気もするし



すると傑が少し俯いて、灰原に問いかけた










傑｢灰原…呪術師やっていけそうか…？辛くないか…？｣

灰｢そうですね…自分は物事をあまり深く考えないタチなので、自分に出来ることを精一杯するのは
気持ちがいいです！｣

傑｢っ、そうか…｣









ここにいたのが灰原でよかったと、心底思わされた









『そんな頑張り屋の灰原にはA先輩がご褒美をあげよ〜う！はい！もう1個あげる！』

灰｢ありがとうございます！！｣

傑｢もうA、あんまりあげちゃ灰原も困るよ？それと私にも頂戴｣

『もちのろん！はい、あーん』








ポテチのコンソメ味ってなんであんなに謎の中毒性があるんだろうねー…持ってたら基本みんな欲しがる

まぁこれ元々傑のだけどね！！



すると、前の方から謎のナイスボディーのお姉さんが現れ、声をかけられた








？？｢君が夏油くん？｣

傑｢…｣

『？？？』




？？｢どんな女が、タイプかな？｣









……呪術師って、イカれた変人じゃないとできない仕事だよね〜



そのお姉さんは私に気付くと華麗なウインクを投げてきた

思わず首を傾げるが、隣で灰原が先程の質問に答えた









灰｢自分はいっぱい食べる子が好きです！！｣

？？｢へぇ〜じゃあ君はそこの隣の子がタイプなんだ？｣

『う？』

灰｢えっ！？っとぉ…｣

傑｢へぇ？そうだったんだ灰原…｣








隣で焦りまくる灰原を見てお姉さんは謝りながら笑う

その後、灰原は席を外した

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