彼氏のママみがヤバすぎて赤ちゃん返りした【夏油傑】

今日の傑さんはいつもと違う？ ページ28

歩きながら軽く自己紹介を済ませ、京都の街並みを楽しみながら任務先へと向かう







｢まさか同い年に特級の呪術師がいるなんて…しかもそんな凄いお方と一緒の任務に行けるなんて
光栄ですわぁ…｣

傑｢あはは、ありがとう、本当は私ともう一人いるけどね｣

｢えぇ〜東京校の方ってすごい方ばっかですやん！私らも見習わんとなぁ…｣







………なんだろう、先程から私が話しの蚊帳の外な気が…しかも妙にこの人傑に距離が近い…

なっ！！しかも肩まで寄せてきた！？…んまぁ？傑はいつもこうされても何気なくあしらって
私で上書きするからいくらやったところで…







｢ほんま夏油さん尊敬ですわ〜、よかったら呪術のことについて色々教えてもらっても？｣

傑｢私でいいならいくらでも｣







傑は寄せてきた肩や胸を全くあしらう素振りはなく私の方を見ることもない



……ま、まさか…本当に傑…この人に目移りを…！？！？

私も何かしなければ！！と思いながらも何も出来ずにいると、一緒に来ていたもう一人の男の子が話しかけてきた







｢でもAさんも準1級なんやんね？僕まだ3級で単独任務すら任せてもらわれへんからすごいわぁ…｣

『……え、えっへへ〜？！そう思う〜？？』

｢うんうん！しかも術式も裏では呪術師殺しなんて呼ばれてはりますし…興味深いなぁ…｣






え、そんな呼び名ついてんの？？全然知らなかったんだけど

……まぁなんかかっこいいし別にいっか！！






『ま、まぁ今回の任務で使うことがあったら？見せてあげてもいいよぉ〜？』

｢えぇほんまに〜！？今後の参考にもしたいからぜひ見せてもらいたいわぁ〜！｣









傑｢…………｣

｢夏油さん？どうなさったん？｣

傑｢…ううん、なんでもないよ｣









そこから京都校の男の子との話に花を咲かせいつの間にか傑のことも気にならず、目的地へとついていた



確かに強さは問題ないが数があまりに多いため、私たち二人だけでは追いつかなさそうなのは事実だった



だが人数が多いとやはり片付くスピードも違うものである

まぁ京都校の人達は2級と3級だからほとんど雑魚ばっかり相手させちゃってるけど
大きいのはもう片付きそうかな








『はいそーちゃん、最後のお掃除だよ〜綺麗さっぱり残影すら残さないくらいにしちゃおうね？』








こうして、無事今日の任務は終えた。

本当に目移りしちゃった系…？→←嬉し楽しの合同任務！？

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