彼氏のママみがヤバすぎて赤ちゃん返りした【夏油傑】

脳が溶けるほどに甘い2人 ページ24

傑｢私もやりすぎてごめんね、仲直りをしようか、今縄を解くから待ってて｣

『うん！わかっ……！？！？』







傑がこちらに向かってきたと同時に先程の火が縄を焼き切る寸前だったのか
私が少し前のめりになると一瞬にしてちぎれてしまった



体が重力に従って落ちていくのが分かる、まずい…めちゃくちゃという訳ではないがそれなりの高さだ

無傷の着地は困難、常人なら打ちどころが悪ければ死ぬ！！受身をとるか！？






そうこう考えているうちに地面は近づいてきた、反射的にぎゅっと目を瞑る






……あれ…痛くない？それどころか何かに包まれているような…

ゆっくり目を開けると、顔を青くした傑と目が合った









傑｢っはぁぁ…よかった…｣

『すぐる…？』

傑｢すまない…本当にここまでするつもりはなかったんだ…あぁなんて謝罪したらいいか…本当にごめんね…
ワガママだと分かってる、けど…どうか嫌いにだけはならないでくれ…｣








そうか、寸前で傑が抱きとめてくれたのか…そんな不安そうな顔をしなくても、嫌いになんてならないのに

見たことがないくらい焦って涙目な傑の頭を優しく撫でる








『大丈夫大丈夫、ね？私は傑が何よりも一番大好きだよ！』

傑｢っ！…本当に、君には敵わないね…私もAが何よりも愛しく大好きだよ｣








こうして私達はまた仲直りしましたとさ。












悟｢オェ〜…ゲロ甘すぎるだろ、見てるこっちが胃もたれするわ｣

硝｢脳みそ溶けそう｣

悟｢わかる｣







他の同級生2人がそんな会話をしているなんて、私は知りもしなかった

口寂しい時ってとことんなるよね→←呪霊操術の使い方絶対間違ってるよ

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