彼氏のママみがヤバすぎて赤ちゃん返りした【夏油傑】

なんとか許可はおりますた ページ20

『ほひうわへへ、わはひはひょはばほひいのれふよ』


傑｢うん、とりあえずその食べてるモスバーガー飲み込んでから喋ろうね｣









手土産として持ってきたモスバーガーは結局我慢できず私が食べました

ごくんと飲み込み、今度こそ話す体勢に入る









『つまりですね、今回の仕事を成功させるために他の男とデートをしてきますので許可をください』


傑｢……は？｣








思考停止してるすぐたんもかっこゆいね

ただしばらくした後ロープをこっちに持ってきたので流石に止めた、なんでそんな物騒なもの持ってりゅの









傑｢……仕事って星漿体の護衛の話だよね？それとAがさる……他の男とデートしなければならないんだ？｣


『さる…？まぁちょっと長くなるんですけど…』








かくかくしかじかはふはふウマウマ…








傑｢──なるほど…しかもまたあの男か…どうして君はいつも無駄に人に好かれてしまうのか…｣


『いやぁそれほどでもあるけど〜！』


傑｢貶してもないけど褒めてもないよ…どうしてもなのかい？それは｣


『私も最初は断ったけどそれじゃなきゃ手は打たない〜って聞かないし…それにあの男が敵に回ったら
かなり厄介だし…傑にとって最悪な事態が起きちゃったら嫌だもん…』


傑｢私や悟でも敵わない相手だと？｣


『うん、今の二人じゃ絶対に負ける…一回手合わせしたことがあるけど呪力がない分五感と体術レベル
完凸してるし、何せ術式とかがまともに効きやしない！！』










本当にあの見た目の筋肉は全くもって飾りなんかではなかった、基本術式勝負の私は呪力がなく体術に
長けたアイツに勝てるわけがなく10秒くらいでKOだった



いやぁ今更ながら恩売っといてよかった〜〜！！！！










傑｢……Aに個人的な情がないのは分かった、だがいくら事情があるからといって流石に他の男と
私無しで会っていると思うと内蔵が全て吐き出そうになる…だから今から言う約束は絶対守ってくれ｣


『もし破ったら？』


傑｢おしゃぶりと哺乳瓶一年没収、そして外との関わりを一切遮断する｣


『この命尽きても守り抜いてやるぜ！！！』


傑｢いい子｣







傑から出された約束は3つ


1、甚爾と並ぶ時は一人分は必ず開けること

2、絶対に一人にならないこと

3、携帯は必ず充電しておき連絡に出られるようにしておくこと





思いの外無理難題ではなくてよかったです

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