彼氏のママみがヤバすぎて赤ちゃん返りした【夏油傑】

子供は子供らしくいるのが一番！！ ページ15

『ごめんね〜ちょっと電話一本！』


津｢あっはい！｣






お手洗いを借りてえげつない量のメールと着信を全無視して電話をかけ直す

まぁこれも一つの愛の形ってね、量も質も怠らない…流石は我が自慢の旦那兼マミーだぜ！！








『あ、もしも｢もしもしA？！今何してるの！？連絡してるのに全然返信ないし何かあったのかと！
事情を説め｣ごめんまたかけ直す〜』






ピッ








……まぁ、会えない時間が愛を育てるってね！


シンプル説明めんどいので切りました、未来の私には頑張ってもらわないとなぁ〜





扉を開けると聞いていたのか、ビクッと肩を揺らしたみっちゃんと呆れた顔をしためぐめぐがいた

まぁ聞かれて困るような内容じゃなかったけど










『おやおやぁ？盗み聞きは感心しませんなぁ〜』


津｢ご、ごめんなさい…すごく大きな声が聞こえてきたから大丈夫かなって…｣


『みっちゃんは優しいね〜！でもあの大きな声の人も私のことが心配であーなってただけだから大丈ぶい！』


恵｢アンタぶった切ってたけど｣


『Aちゃんバブちゃんだからわかんなぁい』








すんげぇドン引くじゃん、めぐめぐだって年齢だけだとまだバブのくせに

これはちゃんと現役でバブれる時バブっとかないとダメってことを教えてあげないと…








『若いうちからそんな冷めてちゃ老けるの早まるよ〜？まだ現役でバブれる歳なんだから
ちゃんとしとかないと損だぁ…ぞっ！』


恵｢んぐっ！？｣









予備で持っておいたもう一個のおしゃぶりをめぐめぐの口の中へとつっこむ

一瞬外そうとしたけど味がして美味しかったのか何も言わずに吸っている…ほぉうらねっ！！




ウニのようなツンツンヘアーを優しく撫でる、あ…思った以上にやわらかい









『それ美味しいでしょ〜癖になっちゃうでしょ〜！子供は子供らしくいるのが一番なの

いつか嫌でも子供をやめなきゃいけない時が来るからさ…大人ぶるのはそこからでも遅くないよ』


恵｢……｣


『あっみっちゃんもいる！？』




甚｢おい、人の子供に変な入れ知恵すんじゃねぇ｣


『貴方がちゃんと面倒見てりゃ私がこんなことしなくて済みましたけどね〜』


甚｢……はぁ、それよりお前…早くあれどうにかしろよ｣


『あれ？』








甚｢さっきからインターホン壊れんじゃねぇかってくらい鳴らされて、ドアそろそろ破壊されそうなんだけど｣


『それを早く言え』

どうかご慈悲を→←親の背中を見ないで育つのも時には大事だね

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