Play into your hands 【YG】 (ページ9)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:18,018 hit

9 ページ9

.

もう…何回目よ

私は仰向けのまま息を整えていて

横を見れば私と同じように息が荒れているユンギ

「久しぶりだからって何回もしないでよ

明日も仕事なのに…」

そう言っても全く返ってこない返事

「ちょっと聞いてる？」

YG「もうメンバー全員に言うか？」

「え？何を？」

YG「付き合ってることしかねえだろ」

どうしたんだろ…

言いたくないんだろうって思ってたのに

YG「お前の周りにいつも誰かがついてきて仕事しにくいだろ」

「んー別にしにくいってことはないけど。みんなと話してるの楽しいし」

YG「そうか？俺にはしにくそうに見えるぞ」

「そんなことn… YG「仕事しにくいよな？」

「はい」

いや……無理やり感。

「なに？メンバーと仲良くするのが嫌だから？

嫉妬してくれてるの？」

YG「ちがっ…そんなんじゃねえし」

ほんと素直じゃない。

嫉妬してくれることが嬉しいことって分かってないんだから。

ずっと無言で喋らないでいると

ユンギが腕を伸ばして抱きしめてくる

「どうしたの？」

YG「別に」

そっかと言って私も腕を回すと

YG「A」

「ん？」

YG「愛してる」

そう耳元で囁かれてギュッとさらに抱きしめられた。

お互いの少し汗ばんだ素肌が密着し合って幸福感だけが私の中に残る。

…甘い

日頃が塩で辛さしかないから

たまに来る砂糖の甘さはとびきり甘い。

このギャップにいつも私はやられるんだ

「ユンギから愛してるって言われると何か良くないことが起こりそう(笑)」

YG「うるせえな。あるわけねえだろそんなの」

「そうだね。私もユンギ好きだよ」

目の前にあるユンギの胸に顔を埋めて目を閉じた

.