Play into your hands 【YG】 (ページ6)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:18,024 hit

6 ページ6

.

ユンギがお風呂から上がると私もあとを追うようにシャワーを浴びる。

せっかく久々にお互い早く仕事が終わったんだから少しでも多くくっついていたい。

いつも仕事場が同じでも場をわきまえないといけないし

シャワーを浴びる時間さえ惜しくて急いで出た。

ユンギが居るリビングに忍び足で向かうと

見ないくせにテレビをつけて携帯をいじっていた。

電気代もったいない…

でもそんな事よりも今はユンギにくっつきたい。

私はそのまま忍び足でユンギの後ろに回りそっと抱きついた。

…………………。

え。

反応なし？

え。寝てんの？

後ろからユンギの顔を覗くとちゃんと目は開いてた。

スマホを操作する指も動いてる。

なるほど。これは完全なスルーね。

俺には久々とかそんなの関係ないと。

「ゆんちゃん」

私が名前を呼んでもガン無視を貫き通すヤツ。

ダメだ。これはもう反応してくれないやつだ。

もうこの体制で寝てやろうかな。

YG「おい。寝んなよ？」

何で分かったの。背中に目でもついてんの？

YG「今日の謝罪もされてねえし」

「謝罪？」

YG「とぼけんな、浮気女」

「誰が浮気女よ!あれはテヒョナが…」

私が回していた腕をほどいてこっちに向き直ってきた

YG「ふ～ん。俺には食べた後満更でもなさそうに見えたけど？」

「そりゃイケメンにあーんされて嬉しくない女なんていないでしょ!」

YG「アホ」

あっという間に塞がれる唇

いつ振りのキスだろ…

ユンギの嫉妬だって珍しい

そう考えてたら離れる唇

YG「何考えてんだよ。キスするときくらい俺だけにしろ」

再び近づいてくるユンギの顔。

キスされると思って目をつぶってたのになかなか来ない…

ゆっくり目を開けると鼻がつきそうな近さで止まってるユンギ。

YG「マジアホだわ」

と呟いてまた唇を押し付けてきた

でもさっきとは違って私の唇に吸い付くように何度も甘噛みしてくる

それで私も乗せられてお互いの舌が絡み合う

舌が入ってきたらユンギのスイッチが入った合図。

.