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音。24 ページ25

『ユン…』


リルム「ふぅん、お前がAの想い人?」


『ち、ちが』


リルムは何を馬鹿な事を


今なそんな状況じゃない


早くユンをこの場から離れさせないと


『ユン、大丈夫だから離れて』


そう言うとユンはきつい目つきになった


リルムを睨んでる


ユン「リルム、好きな子にそう言う事する?」


リルム「はっ、お前に何が分かるっていうの?」


好きな子


いつ、リルムの事を知ったのか


どうせ私の兄がベラベラ話したんだろう


結局、ユンは同時で行動してるんだろう


ユン「本当にリルムの事を愛してたAの気持ちを踏みにじるようなことして、嬉しい?

僕なら…」


リルム「?」


ユン「僕なら君よりAを大切に出来るという自信があるんだよね」


不敵な笑みを見せてから


動かない私の体を抱きかかえ


この小屋を出た


捕まえようとしたリルムは兄によって抑えられた


『・・・ユン』


ユン「ん?」


『・・・助けてなんて言ってないじゃん』


ユン「見捨てれないよ、好きな子だもん」


偉そうに口を叩く


私だって言わせてよ


私だって同じ気持ちだよ


『私だって好き』


初めて相手にした言葉だった

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作者名:愛夢瑠 | 作成日時:2016年4月10日 22時

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